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ミラーレス一眼「α7 III」のシャッター幕が故障(?)したので修理に出した話

時系列まとめ

・9月25日…カメラエラー発生。シャッター幕が下りっぱなしになって撮影しても真っ暗になる。シャッター幕の一部が少し歪んでいる模様。
・9月29日…ソニーサービスステーション秋葉原にカメラを持ち込む
・10月1日…修理完了の電話が来る
・10月7日…ソニーサービスステーション秋葉原にてカメラを受け取る

カメラが故障した日

 9月25日、とある大規模な撮影会の日。気合を入れて1枚撮影したらカメラエラーが発生。電源を入れなおしたり、電池を抜き差ししたりしたのちにエラーは解消。
 しかし、ファインダーに何も映らない、どうして? レンズを外してみたらシャッター幕が下がりっぱなしになっていました。どうして……。

 当時の自分は「少し具合が悪いくらいだろうし、試行錯誤すれば直せるんじゃない?」って思っていたところ、「それもうダメだから諦めな」とプロカメラマンの友人。
 サブカメラなんて持っていなくてあたふたしていたところ、なんやかんやあって同じ機種を貸していただけたのでその日はなんとか乗り切れました。(本当に助かりました)

シャッター幕が下りたままになってしまった愛機
一番下のシャッター幕が歪んでいるように見える

これまでの使用歴

 2019年5月に新品で購入。主にコスプレイベントやプール撮影会で使用し、シャッター回数は約31,000回。連写撮影はほとんど使用せず、1日あたりの最大撮影枚数は7時間のイベントで約2,500枚。

 物持ちはかなり良い方で運搬時は厚めのクッションポーチに。また、これまでに一度も落下させたこともなく、故障等のトラブルは一度もありませんでした。。

 普段はこんな感じの写真を撮ってます

Webで修理の申し込み

 その前に購入日や保証を確認。1年以内とか3年以内ならメーカーもしくは量販店の保証があるかもしれません。私の場合は、保証も入っていなかったので対象外でした。

 保証対象外ということがわかったので、次はソニーのホームページで調査。「修理の目安料金の確認・修理の申し込み」というページがあったので、ひとまずそこを進めてみます。

修理の目安料金の確認・修理の申し込み | 総合サポート・お問い合わせ | ソニー

 私の場合はソニーサービスステーション秋葉原に直接持っていきましたが郵送も可能のようです。秋葉原以外だと日本橋(大阪)と那覇(沖縄)にあるようです。
 また、各地にあるソニー修理受付認定店に持ち込むという方法もあるようです。認定店の店頭では修理するわけではなく、そこからソニーに送って修理して戻ってくるそうです。
 修理受付認定店は「町の小さな電器屋」が請け負っていることが多いようで私は敬遠してしまったのですが、そこで修理するわけではないので近所にある場合はそこに持ち込むのが手っ取り早くていいと思います。

▼下記のソニー修理受付認定店のホームページに修理受付認定店の詳細の記載がありました

 ソニーサービスステーション秋葉原に直接持ち込む場合は、事前連絡等は不要とのことですが、ホームページで申し込み(仮受付)をしておくと店舗に行った際に対応がスムーズになるとのことでした(実際に電話で確認しました)。

ホームページで修理の申し込み(仮受付)をした時のスクリーンショット

店頭に持ち込む

 平日の17時頃に行ったところ待ちはありませんでした。窓口では女性のスタッフの方がWebの申し込みの内容と照会しつつ症状の確認。カメラを預けるにあたって、バッテリー、アイピースなど付属品も確認されました。

 修理金額については「●●円以下なら確認なしで修理可能か」を聞かれました。金額以上になると修理の前に確認の電話が来るそうです。私の場合は、Webで修理見積が3万円だったので、「3万円以下なら電話確認なしで修理に取り掛かっていただいて大丈夫です」とお伝えしました。

 修理日数については「だいたい7~10日かかる」と言われたので、「●日に使う予定があるので7日後でお願いできますか?」と伝えたところ、「急ぎ」の対応にしていただいたようです。

 スタッフの方の対応は淡々としていましたが、受け答えはすごくきちんとしていた印象でした。

修理完了のTEL

 修理持ち込みをした2日後の午前中にソニーステーションの番号から「修理が終わりました。修理費用は約3万円です」と電話がありました。
 木曜の夕方に持ち込んで、土曜の午前中に修理が完了しているとは早すぎませんか……?
 勝手な推測ですが、繁忙期ではなかった&急ぎ対応にしていただいたという2つの理由のため対応が早かったのではないかと思います。

 あとは、日曜と祝日はソニーステーションはお休みなので受け取れないと念押しされました。

 ちなみに、ホームページで修理状況を照会できるページがありましたが,
私は使用しませんでした。繁忙期などはこのページを見るといま修理がどれくらい進んでいるのか進捗を確認できると思います。

店頭にて回収に向かう

 平日の17時頃に行ったところ待ちはありませんでした。窓口でカメラを受け取り、その場で動作に問題がないか確認。そのためにレンズとかSDカードを持参しておくと良いと思います。私はいずれも持参して、その場で確認しました。

 確認を終えたらその場で代金の支払い。ソニーサービスステーションでは現金とかクレジットカードが使えました。なお、郵送で受け取る場合は代引きで修理代を払うそうで、窓口に持ち込むのと違って送料などで2000~3000円が余分にかかるそうです。

厳重に梱包されて戻ってきた本体(修理センターで開封して問題ないか確認)
修理完了後の本体

故障から修理を経験して

 ソニーサービスステーションの対応はきちんとしていましたし、何よりも修理対応がすごく早くて驚きました。きっと時期が良かったんだと思います。

 ただ不満な点としては、シャッター耐久回数はおそらく10万回はありそうなのに、約3万回で壊れるのはちょっと……と思いました。どうやら国内でも似たような事例があるようですし、海外では問題になっているようで、Twitterで調べると画像付きのツイートもありました。

▼シャッター幕の故障に関するまとめ記事やブログ
https://digicame-info.com/2021/03/7-iii-15.html
https://www.jayphoto.work/2021/07/24/2567

 どうやら後継機種のα7ivでも同じ症状は起きているようですし、αシリーズを使うなら覚悟が必要かもしれません。
 Twitterを見ても他社のミラーレス機はではそういうことは起きていないようです。

 万一に備えて、サブ機を検討しないといけないのでしょうか……。私、アマチュアなんですけど、たまに仕事で使うし……。でもサブ機を持つと荷物も増えるじゃん……? と思っています。

 なんだかんだ言いましたが、決して安い買い物ではないのでもうしばらくこの機種を使い続ける予定です。


※掲載情報はすべて執筆時のものです

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