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第52回二輪車安全運転東京大会

 令和6年5月26日(日)府中運転免許試験場で開催された「第52回二輪車安全運転東京大会」に出場しましたので、そのお話をしようと思います。

※タイトル画像は、別の二輪車講習会の画像です。
 大会中の写真や動画撮影は禁止されています。

 令和3年7月に免許を取得して、今年で丸3年が経ちます。現在の自分の立ち位置を知っておこうと思いエントリーしてみました。

 なかなか、人に見られながら緊張感を持ってバイクに乗る機会も少ないので、良い経験にしたいですね。

クラスは以下のとおりとなります。
・原付クラス(50cc未満)
・小型二輪クラス
・普通二輪クラス
・大型二輪クラス

 私がエントリーしたのは、大型二輪クラスで参加台数は28台でした。

 走行順は当日の抽選で決まります。箱の中に手を突っ込むくじ引き形式です。軽い運試しですね(笑
私の走行順は、18番目でした。(まずまずのくじ運でした)

 採点方法は、持ち点1000点からの減点方式です。最終的に得点の多い者が上位となります。

 さてさて、結果やいかに?
課題ごとにお話ししていきますね。

①コーススラローム走行
 最初の課題はコーススラロームです。

 ここはギャラリーがたくさん集まります。しかも、大型二輪クラスは最後に走りますので、すでに緊張感から解放された他のクラスの方々が様々な論評をしながら食い入るように見学しています。

これは、なかなかの緊張感ですよ(汗

コーススラローム
実際のパイロン位置はもう少しタイトで、
最後にもう一つパイロンがありました(汗

 前半は丁寧なアクセルワークと減速、荷重移動を心掛けます。
後半のパイロンコースはしっかりアクセルを開けて、タイムを稼ぎます。

 先に走行している方々を見ていると、元気に走りすぎてパイロンを通過できない方がチラホラと見受けられました。たぶん、見た目よりもパイロン位置がタイトな場所が2か所あるようです。

 採点は、基準タイムから0.1秒オーバーするごとに1点減点されます。仮に1秒遅れると、-10点です。

今回の大型クラスの基準タイムは30秒でした。

あれよあれよという間に、私の順番がきました。後方確認をしてスタートです。

結果は、41秒(おっそ)、走行減点は、なしです。

②応用一本橋走行
 2つ目の課題は「応用一本橋走行」です。
一本橋の前後に狭路走行があります。
まずは、まっすぐ一本橋に乗ることに集中です。

応用一本橋
最初と最後に狭路があります

 一本橋部分の指定タイムは15秒です。橋の長さは15mですので、秒速1m→時速3.6kmになりますね。

 指定タイム不足による減点は、0.1秒ごとに1点です。仮に、一本橋を10秒で通過すると5秒不足ですので、-50点です。

 結果は、パイロン接触なし、一本橋の通過タイムは14.2秒でした。
練習のようには行かないですね(汗

③応用千鳥走行

応用千鳥

はい、出ました。SSの宿敵です(笑
でもこの課題には、普段から一番熱量を持って取り組んでいます。

半クラとリアブレーキを使いながら、とにかく、パイロンの一番外側を真っ直ぐに進入したら、即フルロックします。次のパイロンも真っ直ぐ外側を通過できるようなラインを通るよう逆側にフルロックします。

 スタート位置に着いた時の距離感は、「いけた時もある感じだなぁ」でした。

1つ目通過、2つ目通過、3つ目・・・無理!
はい、コースアウトです(涙

④法規走行
次は法規走行です。
法令に従い、正しい操作、動作を行います。

そして、この法規走行だけは減点の上限がありません。(他の課題は最大減点が150点までです)

やらかすと、自覚なくやらかし続けるやつですね(汗

さて、スタートです。
 順調に走ると、中盤に踏切が現れます。
踏切を超えた後にすぐ右折があるのですが、踏切の手前で右に寄っておくのか、踏切を超えた後に右に寄るのか議論がわかれます。
私は後者の「踏切を超えてから右に寄る」のですが、正しいですかね?
 後半に差し掛かると信号のある交差点を右折するのですが、ここでまた惑わされる事態が・・・。
信号待ちしている前走者に追いついてしまいました。「うん?どうしたらいいんだ?」と迷いましたが、「公道と同じようにしよう」とそのまま後をついていきました。
軽くツーリング状態です(笑
そしてそのまま前走者がゴールに到着。ここでも迷いましたが、念の為、足を着かずに前走者が走り出すのを待って、ゴール。

結果は、減点なし。素晴らしい。

⑤ブレーキング

最後の課題は、ブレーキングです。

ブレーキング

パイロンを通過してから、アクセルを戻してブレーキを始めます。指定距離は10m以内です。

パイロンに速度計が設置してあるので、通過時の速度を計測します。指定速度は40km/h以上、ギアは3速以上です。

あと曲者なのが、メーター読みではなく実測で40km/h以上という事です。
幸い、私のバイクはハッピーメーター(メーター読みより実測がかなり遅い)ではないのですが45km/hぐらいで進入するようにしました。

競技が終わった後、指導員さんに、「いい制動だったよ、上位狙えるんじゃない!」って、言っていただけました。

ありがとうございます。でもね、おっちゃん。
他で最大減点喰らってるんですよ・・・。

結果発表!
①コーススラローム
 走行減点なし
 タイム41秒 基準タイム30秒 減点 -110点
②応用一本橋 パイロン接触なし
 14.2秒 減点 -7点
③応用千鳥 コースアウト
 減点 -150点
④法規走行
 減点なし
⑤ブレーキング 43km/h 、9m
 減点なし

得点・順位
733点・16位(28台中)

ちなみに、
1位 964点、2位 963点、3位 960点
でした。(大接戦でしたね)

総括
 普段のライスクで出来ている事は出来て、出来たり出来なかったりしている事は出来ませんでした。
以前、白バイ隊員の方から「その日の一発目の走行結果がその人の本当の実力」と言われたことがありましたが、正にその通りですね。

 あと、あちこちのライスクに通っていたからか顔見知りの方々が多く、変な緊張感は感じませんでした。「来年は今年より順位が上がるように頑張ってね」って声もかけていただいたりして。
いつのまにか、バイクの知り合いが増えていたんですね。はい、今後も練習に勤しみます!

 いつも初級クラスで練習していますが、これからは中級クラスのステップアップの試験受けて見ようかなぁと思います。

参加賞のTシャツ
奇抜な色じゃなくて良かった(笑

来年、リベンジですね!

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