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「うまい棒」に替わる、次の10円の代名詞は現れるのか


 数年前にガリガリ君が60円から値上げされた時にも時代を感じたが、うまい棒の値上げはそれを上回る衝撃だった。

 4月1日、うまい棒が10円から12円に値上げされた。原材料、人件費、物流コストなどの高騰が原因だ。年々小さくなっていくうまい棒に少しの寂しさを感じながらも、10円という安さと安定の美味しさで私たちの心を満たし続けてくれた。

 また、うまい棒は駄菓子としてだけでなく「10円の代名詞」としての一面もあった。「この〇〇が、うまい棒〇〇本分?!」みたいな。10円の使い道として一番コスパが優れていたから、そして発売以来一度も値上げをせず、10円で居続けたからなり得た地位だった。しかし、もううまい棒は10円ではない。チロルチョコも10円だが、コンビニで販売しているのはバーコードをつけるために大きくした20円のチロルチョコだ。

 もう「〇〇、〇個分」とは言えないのか。


【寄稿後記】
あんまり買ったことないけど、年間に数本は食ってるよね。

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