【旬のドメブラ紹介】メンズファッション⑩オーバーサイズのトレンド考察
2000年代に細身がピークを迎え
今はオーバーサイズ全盛
2000年代にディオールオムを立ち上げたエディスリマンにより細身のトレンドがピークを迎え、そこからは徐々にオーバーサイズ化が進み、今はオーバーサイズが成熟しつつ多様化もしていて1番面白い時期だと思います、もう少しオーバーサイズのトレンドは続きそうです。
ということで、ここ数年は細身の服をジャストサイズで合わせる必要がなくなったので、サイズ迷うことが少なくなりました。
通販などで洋服を買ってもサイズが合わないことはなく、なんならワンサイズ大きい物でもそれなりに着こなせるトレンドであるのでサイズ選びは昔より簡単であると思います。
旬のドメブラにみるトレンド
今旬のドメブラ、オーラリー、ヨーク、グラフペーパーなどをみて、かなり大まかにまとめると「オーバーサイズ×上質な生地×上品な色味」がキーワードな気がします。
オーバーサイズのトレンドのなかで伝統的なディテールを現代の生地で上品な色味で再解釈していくのが今の流れのような気がします。
オーバーサイズのすすめ
私の考えるおすすめはセットアップです。
オーバーサイズ自分で上下のサイズ感、生地感、配色を合わせて良い感じに仕上げるのは結構難しい。
最初は旬のブランドのセットアップに任せてみると良い気がします。
旬のドメブラ(他に思いつくのはコモリ、エイトン、シュタインなどでしょうか)から、オーバーサイズのセットアップで気に入ったものを探して自分に似合う色のものを買ってみる。
セットアップで着てももちろん合いますし、オーバーサイズのトップスとボトムスを2点手に入れたことになるのでそれぞれに色を足して配色考えてアイテムを探す楽しみもあります。
ということで旬のドメブラからお気に入りのセットアップを見つけてオーバーサイズのトレンド楽しんでみてはいかがでしょうか。
おまけ ちなみにファストファッションは
今回ファストファッションでもオーバーサイズを探したところ、ユニクロのパラシュートパンツを色々な方々がおすすめされてました。
しかし個人的にはこれは非常に難易度が高いと感じます。
公式のスタイル例下に載せてますが、これで難しさが伝わるのではないでしょうか。
・生地感はハリがあるチノパン的な感じで動いた時の生地の動きがなさそう。
・生地面積多いですが色味がはっきりしすぎていてペイントソフトで単色に塗りつぶしたような平面的なイメージ。
・太さも単調で足元の絞り加減で調整できるようですが、良い感じに絞るのも難しそう。
以上から、かなり上級者向けのアイテムな気がします。
私も過去にこのようなパンツはダイワピア39や古くはファクトタムなどでチャレンジしましたが、太いパラシュートパンツはどの色を選択しても、どう合わせても太さを活かせませんでした。手持ちのアイテムとも合わせにくいと思いますので、腕に自信のある上級者でない限り手を出さない方がいい気がします。
スラックスのような落ちる生地の方がまだ合わせやすい気がするので、そういう生地のパラシュートパンツがGUなどで出ればまだいけるかもしれません。
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