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スタートアップ2度目の挑戦でResilireを選んだ理由

はじめに

はじめまして!2024年4月より株式会社Resilireにコーポレートとして入社しました、吉田と申します!
新卒から労務畑を歩んできて7年目になりますが、Resilireでは最も若い年齢での採用だそうで最年少として日々奮闘しております!

本記事では、私がなぜResilireに入社しようと思ったのかをお伝えしていきます!


これまでの経歴

創立約150年の超レガシーな組織から、創業間もないスタートアップを経験しました。

大学卒業後、2018年に日本赤十字社に新卒入社。社会福祉事業領域における人事労務の業務に従事。
2022年に株式会社Another worksに1人目労務として入社し、総務、法務、情報システムを兼任しながら管理部門の立ち上げ、労務管理体制の構築、IPO準備を経験。
2024年4月より株式会社Resilireに参画。

Resilireとの出会い

Resilireとの出会いは、Izulさんからご紹介いただいたことがきっかけです。
Resilireは、サプライチェーンのリスク管理SaaSを提供している会社です。
紹介いただいた当初は、「サプライチェーン…?リスクマネジメント…??なんかよく分からないし難しそうな事業だな…」と若干興味が薄かった記憶があります。

サプライチェーンの領域とは無縁だと感じていましたが、Resilireのサービスを知っていく過程でサプライチェーンを取り巻く問題は決して無縁なんかではなく、実はとても身近なものだということに気づかされました。

  • 2004年10月新潟県中越地震
    当時、新潟県との県境にある山形県置賜地方に住んでおり、被災は免れたものの幼いながらに初めて大きな揺れを経験しました。私の祖母は、照明器具や交通信号機用の電球などを製造する大手メーカーの工場で長年勤務していたのですが、地震の影響により新潟の工場から部品の調達ができなくなったことで生産ラインがストップしてしまい、しばらくの間休業を余儀なくされました。

  • 2011年3月東日本大震災
    宮城県仙台市に住んでおり、中学校の卒業式の日に東日本大震災で被災し避難所生活と震災疎開を経験しました。未曾有の災害に企業活動がストップし、生活必需品が手に入らなくなったことで私たちの日常生活すらもままならない状態になりました。

  • 新型コロナウイルスの流行
    2022年まで日赤の職員として勤務していたのですが、コロナの流行により病院や福祉施設などではマスクやアルコール、手袋などの衛生用品が調達できなくなり、血液センターでは、献血者数の減少により輸血用血液製剤というお薬の安定供給が難しい状況になりました。
    アルコールの代わりに希釈した次亜塩素酸で施設内を消毒したり、支部や病院、血液センターと連携しながら衛生用品や製剤の確保に奔走していました。


上記のようにサプライチェーンを取り巻く問題は、当時は全く認識していませんでしたが、実は我々の生活と密接に関係していたことを知りました。
”物が届かない”という状況の裏側ではどれだけの人が関わっていて、どれほどの苦労があるのだろうかと想像した時に、とてつもなく壮大で難しい課題を解いているResilireをもっと深く知りたいと思うようになりました。

Resilireに入社を決めた理由

1.事業ポテンシャルと社会的意義の大きさ
選考を通じてサプライチェーンは想像以上に様々なリスクに晒されており、不自由なく生活ができている我々の生活は決して当たり前ではないことを理解しました。このサプライチェーンにおけるリスク管理というのは、海外においても共通のイシューであるにも関わらず、それらに挑戦するスタートアップが国内外にほとんどないことから、Resilireのサービスは国内のマーケットにとどまらないスケールの大きいサービスであり非常に社会的意義があるなと感じました。

2.正しくことに向かい続けるメンバーと組織風土
次のキャリアでは、社員や顧客、組織に対して誠実に向き合いながら忖度なく議論できる組織風土のもとで、自分自身のスキルにさらにストレッチをかけていきたいと思っていました。

Resilireの選考が進んでいく過程で、2つの不安な点がありました。

  1. オンライン面談だけでは、人や組織風土の部分がいまいち掴みきれずにいたこと。

  2. 代表の津田が、過去に組織崩壊を経験したと聞き(※詳細は津田のnoteへ)「本当に信頼して大丈夫かな…独裁的な意思決定をする人じゃないといいな…」という一抹の不安があった。
    ※私自身がこれまでのキャリアで経験してきた失敗や苦労の中でのトラウマもあり、心の中で(実は代表が高圧的で社内政治とかするようなヤバい人で、メンバーが逃げ出した結果の組織崩壊なのでは、、、)と疑っていました…笑

選考中のちょっとしたハプニングも重なり「この会社本当に大丈夫かな、、、」ととにかく不安ばかりが募り、もし内定をいただけたとしてもお断りしようと考えていました。
そんな中、IPA会へのお誘いがあり一度社内の雰囲気を見つつ少しでも不安を払拭できればと思い参加しました。

 様々な職種のメンバーや津田との対話を重ねていくなかで、Resilireにはスタートアップ2周目のプロフェッショナルな人材が集まっており、全員がそれぞれのキャリアで多くの失敗や苦労を経験してきたことを知りました。同じ失敗を繰り返さないために、そこで得た学びをしっかりと言語化し共有し合って次に活かすカルチャー、ソフトなコミュニケーションで正しいこと正しくないことを忖度なく伝え合う関係性、valueを大切にしながら何事にも誠実に向き合う風土を肌で感じることができました。

また、代表の津田が経験した組織崩壊についても、当時の組織状態が誰も幸せにならない状態だと捉え自らチームを解散したことによる崩壊だったと聞き、すべてを包み隠さず話してくれました。困難な状況に陥っても決して感情的にならず、周囲の意見も素直に受け入れながら冷静かつ合理的な意思決定ができる経営者だという印象を持ちました。

これらが安心材料となり、このメンバーとなら人や組織に対して誠実に向き合いながら良い環境をつくっていけそうだと感じました。(途中で選考を辞退しなくて本当に良かったです…!)

Resilireの労務として

Resilireでは、事業成長と法令遵守のバランスを大切にしながら、ともに働く仲間が安心してやるべきことにフォーカスできる労務環境の構築をしていきたいと思っています。

Resilireにおける労務はどのような存在であるべきかを日々模索していますが、私自身、事業成長に寄与できる労務でありたいと考えています。
法令遵守のために緊急性の高い労務管理の土台づくりだけにとらわれたり、ゼロリスクを追い求めすぎたりするような、ただ整えるだけの労務では事業成長にブレーキをかけるボトルネックになってしまいます。

もちろん、完璧に法令順守できていることに越したことはありませんが、スタートアップのような日々目まぐるしく変化する組織では、リスクテイクが必要となる場面は往々にしてあります。
リスクを取らないと新たな価値は生まれないので、まずはしっかりとリスクの洗い出しや分析を抜け漏れがないよう徹底的に行ったうえで、そのリスクを取るのか取らないのかを経営と一体となってジャッジしていきたいと思っています。

いかに会社の成長を加速させるかという視点を持ちながらミッションの実現に向けた制度づくりやルール整備をすることで、従業員が安心してアクセルを踏める(挑戦できる)環境が作られていくと考えています。

組織がどんどん変化していくスタートアップだからこそ落ちているボールは徹底的に拾い、スピード感を落とすことなくバランスを大切にしながら組織や事業をスケールさせていきたいと思います!

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!少しでも参考になれば嬉しいです。Resilireでは、一緒に働くメンバーを募集しております!
少しでもご興味がありましたら、ぜひご応募ください!!


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