中毒

今日も朝から心臓が重い。頭も重い。まぶたも重い。精神と肉体がいかに密接か思い知らされている。心にも血液が流れていて、心で悪いものを受け取った血が身体に流れてくる。すると体調が悪くなるのは簡単な話。加えてスマホ中毒が新たな毒を体の中で生み出す。すっきりしたいが目元から頭へ上り、そのまま頸動脈を通って体全体にどんよりした毒が広がると、もう何もしたくなくなる。横になって眠りたいが、そんな場所もなく例え横になっても、頭には仕事のことが浮かび、結局いても立ってもいられなくなる。一度リセットしたい。血液を全て取り替えたい。

ツイッターに流れてくるのは純粋な毒。いつしか本当のことより嘘が増えた。嘘が罷り通る世界。ヤクザな世界がツイッター。それから目を離せないのは立派な病気。それに相応しい病名があっても良いと想う。スマートフォンから手が離せなくて、数分スマホを触らないだけでもう何かを見たくなる。何が見たいかなんかない。ただスマホを見たくてウズウズしてくる。この情熱を仕事や勉強に向けたいと心から思う。完全に病気。

中毒自体は悪くない。何に対して中毒になるかだ。それによっては人生のプラスになるかもしれない。病的な情熱、集中力。これを仕事に向けられたら、これほど強い武器はないだろう。家庭は壊れるだろうが。

スマホ中毒は笑えない。先週のスマホ操作時間の一日平均は六時間だった。悪夢でしかない。私は自分を殺している。

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