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「当たり前」という幻想

普段生活しているとあまり意識しないことですが、いつも一緒にいてくれる家族がいて、他愛もないことを話せる友人がいて、仕事を共にしてくれる仲間がいる。これってすごく特別なことだと思うんです。

こう書き始めると、自分自身に特別何か起きたようですが、そんなことはありません笑

ふと日々の当たり前について考えていたので、今日はそのことについて書きたいと思います。

全く同じことは二度と起こらない

生活の中で自分一人って完結することはほとんどなくて、必ず家族や友人、仕事の仲間の支えが必ずあると思います。

こういった支え合いは、日々の生活を楽にする上でもそれぞれ役割が決まっていてルーティン化されているなんていうこともあるかもしれません。

しかしぼくらは大前提としてロボットではないので、全く同じ動作を同じ時間にやることは不可能ですし、そもそもそのタイミングによって微妙に心境が違うこともあるでしょう。

何が言いたいかというと、同じ時間に同じ動作を同じ感情で行われることって二度とないんですよね。

なので仮に「最高だったなぁ…」と思った日があったとしても、その状況は決して訪れないのです。

感謝の気持ちを忘れない

だからこそ誰かに何かをして頂いたら、そのことにきちんと感謝したいんですよね。

もうそれが二度と訪れない、当たり前のことでないと思えば、その瞬間に伝えなければ後悔するとも思ってしまいます。

そうやってぼくらは当たり前でないことの連鎖で生きているんだなぁと思うと、とても感慨深い気持ちにもなりますよね。

目の前に集中する

しかしそれは「言うは易しで…」という話になるかもしれません。

それを実行していくために、ぼくらがやらなければいけないことって目の前のことに集中するだと思います。

現代は様々な情報に常にさらされながら、多忙な日々に忙殺される…。といった今この瞬間にとは真逆の時間を生きているという方はは多くいらっしゃると思います。

しかしそれでは一生その当たり前が当たり前でないことに気づけないですし、それってすごくもったいないことだなとも感じます。

せっかく生きていて、いつ死ぬかわからない人生だからこそ、当たり前でないこの状況に感謝をしつつ、その喜びを味わい尽くすように生きたいなぁとふと朝のカフェにて思う今日この頃でした。


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