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PROTO #027 【サラリーマンが会社の看板外して活動的な個人に囲まれるとどうなるかの実証実験】

今回のPROTO

今回はSIGN WORKSHOPとやらに参加。外資系代理店でストラテジープランナーを務めるPROTOメンバーによる初のワークショップ。世の中の今の動きや人の欲求から、ちょっと先の価値観(サイン)を洗い出していこうというもの。告知が本番3日前、しかもPROTOメンバー限定にもかかわらずけっこうな参加者数。みんなの期待の高さが伺えます。

ビルトイン自分事化―

このワークショップは大きく3つのステップでちょっと先の価値観を見つけ出すそう。

①ある問いに対して、自分が実感を持って示せるファクトを洗い出す
②そのファクトから何が言えるのか、その裏にある価値観は何か推察する
③その価値観を踏まえて何が考えられるか(≒アイデアに結び付けられるか)

一見するとシンプルかもしれないけど、ここで大事なことは恐らく「自分が実感を持って示せるファクト」という点。つまりワークショップのなかに自分事化するプロセスが仕込まれているということ。こうすることで、自分にとって嘘じゃない(=見聞きしただけのトレンドを排除した)洞察になる。これが③のステップにおいていい感じに熱を帯びるガソリンになってました。
あと集合知ってのは改めてすごいな、と。一人でやるよりチームを組んでやった方が圧倒的に思考の幅が広がる。当たり前か。

生まれたアイデア

最後にワークショップから生まれたアイデアを少し紹介。もちろんアイデアそれ自体はアクションが伴わなければ何も価値を生まないけどね、なにかの化学反応を期待して載せます。

・子ども版情熱大陸
・子どもと大人がともに学ぶために、一緒にフェスをつくる
・古い資料を自動的に没収し、必要なら有料で買い取る書庫
・旅を「未知⇔既知」「パッケージ⇔フリー」の4象限で分けたときの、「既知・パッケージ」であるはとバスの再評価
・何も考えない時間を確保するためのSNS・メッセージ遮断機能

※※※※この連載について※※※※

解体前のビルを拠点に半年間限定で活動するプロジェクト「PROTO」に、THE★典型企業のサラリーマンであるYosukeが会社の看板を外し一個人として臨んだら、いったい何が起こるんだろう。そんなことを記していく連載です。

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