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いろんなAIに聞く「ISMSの運用で一番大切なこととは?」

AIにおんぶに抱っこ企画第一弾!

いろんなAIに情報セキュリティのあれやこれやを聞いてみてその違いを楽しみながら、いろんな考え方に触れてみようという企画です。

今回は初回として、「ISMSの運用で一番大切なこと」を聞いてみました!

Q:ISMSの運用において一番大切なことを教えてください。

ChatGPT先生のご意見

ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の運用において最も重要なことは、情報セキュリティの継続的な改善です。

情報セキュリティは常に進化し続ける脅威に対して、常に最新の対策が必要です。そのため、ISMSの運用は、システムやプロセスの定期的なレビューや監査、評価、および改善計画の策定と実施が必要です。

具体的には、以下のようなことが挙げられます。

1. リスク評価の実施:情報資産を評価し、そのリスクを明確にして、必要なセキュリティ対策を実施することが必要です。

2. セキュリティ対策の定期的な評価:定期的にセキュリティ対策の有効性を評価することで、セキュリティ対策を改善し、新たな脅威への対応策を確立することが必要です。

3. 社員教育の実施:情報セキュリティに関する社員教育を実施し、情報セキュリティに対する意識を高めることが必要です。

4. 体制の整備:情報セキュリティに関する責任者を明確にし、ISMSの運用を確立することが必要です。

これらの取り組みを実施することで、情報セキュリティを継続的に改善し、情報セキュリティの確保を図ることができます。

最も大切なことは「継続的改善」。ISMSは継続的に改善するためのフレームワークなのでその通りといえばその通りですね(笑)。

そのうえでChatGPT先生は、具体的な対応というよりは「継続的改善が一番大切です。そのためにISMSの規格で要求されていることをしっかりしていってくださいね。」という回答を行ってくれたように感じます。

すでにしっかり運用している場合にはあまり参考にならないかもしれませんが、やはりまずは規格で求められている基本をしっかりと行なっていくということですね👍

Bing AI先生のご意見

ISMSとは、情報セキュリティマネジメントシステムの略で、情報の機密性、完全性及び可用性をバランス良く維持・改善し、リスクを適切に管理しているという信頼を利害関係者に与えることが目的です。ISMSが達成すべきことは、リスクマネジメントプロセスを適用することによって情報の機密性、完全性及び可用性をバランス良く維持・改善し、リスクを適切に管理しているという信頼を利害関係者に与えることにある。

ISMSの運用において一番大切なことは、情報セキュリティポリシーの策定・実施・維持・改善です。また、情報セキュリティポリシーに基づき、情報資産の取り扱い方針やセキュリティ対策方針などを策定し、従業員に周知徹底することも重要です。

以上がISMSの運用において一番大切なことです。ご参考まで。

Bing AI先生は、まずISMSの目的を整理したうえで一番大切なことを教えてくれました。

そして「継続的改善」を最も大切なこととしたChatGPT先生に比べ、Bing AI先生は、ポリシーの策定から実施、維持、改善の一連の取り組み、そしてそれらに基づいたルールの策定、周知が最も大切なことであるとしています。

Bing AI先生はどちらかというと、「適切に運用すること」によりフォーカスしているように感じますね。

Notion AI先生のご意見

ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の運用において一番大切なことは、継続的な改善です。

情報セキュリティには常に新たな脅威が存在し、攻撃者は日々高度化しています。そのため、ISMSを一度策定しただけでは対応が追いつかなくなることがあります。継続的な改善を行うことで、セキュリティレベルを維持し、脅威に対する対応を迅速かつ適切に行うことができます。

また、継続的な改善を行うためには、情報セキュリティに関する意識を高め、全従業員が情報セキュリティに対する責任を持つことが重要です。従業員教育や定期的な監査、評価を行うことで、ISMSの運用を継続的に改善し、情報セキュリティを強化することができます。

Notion AI先生は一番大切なこととして、ChatGPT先生と同様「継続的改善」をあげました。

ただ、その先でなぜ継続的改善をすべきか、継続的改善をしないとなぜ良くないのかより具体的に説明してくれています。

また、継続的改善のために必要な要素についても、ChatGPT先生、BIng AI先生が「PDCA」を最重視していたのに対し、Notion AI先生は「意識の向上」や「責任を持つこと」を重視した上で、さらにPDCAも大切ですという論調になっています。

同じ対話型AIでも、継続的改善のためにまず何を行うのかという観点が違うというのはなかなか面白いですね🤔

Note AIアシスタント先生のご意見

※「切り口を提案」で聞いてみました

1. 利害関係者からの意見を取り入れた運用を行うことが大切です。例えば、組織内の部署や、顧客、パートナーからの意見を集めることで、全体最適の運用が可能になります。
2. 安全性と使いやすさのバランスを考慮した運用を行うことが重要です。過剰なセキュリティ対策によって、利用者にストレスを与えることがないように、適切な対策を行うことが必要です。
3. 時代の変化に対応した、柔軟でアジャイルな運用を心掛けることが必要です。新しい脅威や変化に対応できるように、常に最新の技術や手法に注目し、改善を続けることが大切です。
4. ISMS運用には、社員の意識向上も必要です。定期的な教育や、正しい情報のインフルエンスに努めることで、セキュリティ意識を高めることが必要です。
5. リスクマネジメントに注力した運用を行うことが強く推奨されます。事前にリスクを予測し、リスク対策を講じることで、被害を抑止することが可能になります。また、定期的な監査を行うことで、運用の改善点を把握し、対策を講じることが必要です。

Note AIアシスタント先生は、大切なこととして「利害関係者からの意見を取り入れた運用」「安全性と使いやすさのバランスを考慮した運用」「時代の変化に対応した、柔軟でアジャイルな運用」「社員の意識向上」「リスクマネジメントに注力した運用」の5つのキーワードを挙げてくれています。

他の先生方に比べ割と個別具体的ですね😳

でも確かに、外部のニーズを考慮すること、効率なども考慮すること、柔軟性を持って改善し続けること、従業者の意識を向上すること、適切なリスク対策を行なっていくこと、いずれもとても重要な要素です。

また、すでにある程度運用が身につき始めているみなさんにとっては、こういう観点を考慮することでさらに有効的な取り組みにできるという参考にしてもらえるかもしれません!

まとめ

AIにおんぶに抱っこ企画の初回として、ISMSの運用において一番大切なことを聞いてみました。

同じAIでもそれぞれ違う観点での意見が出てきて面白いですね😄
ただ全く違うことを言っていて、こちら側が混乱してしまうというわけではなく、継続的改善・規格に基づいた基本的な運用という軸に変わりはなく、その軸に対して少しずつ異なるアプローチをしているように感じました。

そしてNote AIアシスタントが割と具体的な意見をあげてくれたのにも少しびっくりです😳

個人的には、ISMSがそもそもなぜ重要なのか、何を大切に思って運用すべきなのかという背景の理解という観点で、ChatGPT先生、Bing AI先生、Notion AI先生の意見を考慮しながら、より具体的な取り組みを行なっていくときにNote AIアシスタント先生の意見を活用しながら運用していくとより効果的な取り組みを行なっていくことができるのではと感じました。

今回は質問がふわっとしていた分、回答も基本的な内容になっていましたが、今後はもう少し具体的な質問をしてみて、より運用に活かせそうな意見などもみてみたいです!


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