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一度は行くべき空間「109シネマズプレミアム新宿」

つい先日歌舞伎町のど真ん中にオープンしたことでも話題の東急歌舞伎町ビル、そしてその中でもメインコンテンツの一つとして大々的に取り上げられている「109シネマズプレミアム新宿」。

今回は早速のこの映画館に行ってきました!

「109シネマズプレミアム新宿」とは

109シネマズプレミアムは、歌舞伎町のど真ん中、新宿TOKYU MILANOの跡地に、2023年4月14日開業した東急歌舞伎町タワーに入居している109シネマズ系列の新形態の映画館。
全スクリーンの全席がプレミアムシート(CLASS A;4,500円、CLASS S:6,500円)という日本初の特別な空間となっています。

個人的に感じた「109シネマズプレミアム」の魅力

映画を観る前から特別な時間を過ごせる

この映画館、映画を観る人だけが利用できるラウンジが用意されています。
そしてラウンジ内は普通の映画館みたいにチケット売り場などがあるわけではなく、アート作品などが飾られており、またそこでくつろぐことを前提としたような座席なども準備されているので、映画前の早い段階から行って一息つきたくなるような空間になっています。

また、WELCOME CONCESSIONとして、チケットを表示するだけで追加料金なしでポップコーンとソフトドリンクをいただくことが可能です。
また、これは開場前から上映中、上映後に渡っておかわりなどを行うことも可能です。(ポップコーンは一つでも十分そうですが、ドリンクは上映前と上映中に1杯ずつなど満足感高く楽しむことができそうです)

また追加料金は発生しますが、お酒やポップコーン以外のフードも楽しむことができるようです。

もう一つスクリーンが開場すると大体アナウンスなどで呼び込みが行われますが、この劇場ではラウンジの照明が少し暗くなって不思議な音と一緒にラウンジ端の画面にアナウンスが表示されるといった演出も行われています。
これも、映画を観る前から気持ち高められます。

座席の独り占め感がすごい

今回チケットを取ったのはCLASS Aの座席でしたが、CLASS Aでも十分すぎるくらい座席に魅力が詰まっていました。

【リクライニング機能】
映画を観る場所ですので一般的に想像するフルリクライニングなどをするわけではないですが、座ってもたれかかった瞬間に席に身を委ねるのにちょうどいいくらい自動でリクライニングしてくれます。
これが席を独り占めしてる感を一気に高めてくれます。

【両側に肘掛け&サイドテーブル】
普通の映画館だと席と席の間に一般的な肘掛けとドリンクホルダーがあるだけかと思います。
ただこの映画館、各座席が区切られていて、左側には飲食物なども置けるくらいのサイドテーブルと肘掛け、そして右側にもドリンクホルダー付き肘掛けが用意されています。(どちらの肘掛けもクッション付き!)
この両サイドに肘掛けがあるというのがより一層席を独り占めしてる感をもたらしてくれて、映画中も自分だけの席で見てる感がものすごく高くなります。

素人でもわかる音響のこだわり

この映画館最大の特徴とも言えるのが音響のこだわりです。
SAIONという109シネマズオリジナル規格の音響技術を使っているのですが、プレミアム新宿においてはさらにその音響を、すべてのスクリーンにおいて坂本龍一さんが監修しています。

スピーカーなどの音響技術も特徴ですが、全スクリーンの壁面で音が反射しづらい設計が行われているようです。

実際映画を観ていると、周りの音とかも全然気にならないです。
あとは無駄な反響がないからか、音(特に低音)が直接脳に刺さってくる感じがありますし、どの辺りから音が出ているかなどがすごく自然にわかりやすく伝わってきます。

今回観た映画は「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」でしたがそれでも空間や音響の凄さは十分伝わってきたので、もっと音楽系のコンテンツや音響や音楽にこだわりのある映画だとより魅力的になるんじゃないかなと思います。

さいごに

この映画館、名前や前評判に違わぬプレミアムな空間でした。

価格帯としては普通の映画館から2倍以上と少し高価格ではあるため、頻繁に映画を観に行く場合やそこまで映画を観る空間自体にこだわりを持っていない場合なかなか行けないかもしれないですが、個人的にはとりあえず一回くらいはこの環境を味わいに行くべきなのではと思えます!

僕はおそらく今後も、期待度高い映画や音楽や音響にこだわるタイプの映画を観に行く時などには定期的に行ってしまうんじゃないかなと思います。

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