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GoogleのAI「Bard」利用規約のポイントを整理する

先日日本からでもベータテストに参加できるようになったGoogleのAIサービス「Bard」。
BardではGoogle自体の利用規約に加え、Googleの「GenerativeAI追加利用規約」も存在しています。

今回はそんなGenerativeAI追加利用規約のポイントについて整理していきます。

GenerativeAI追加利用規約のポイント

Bard利用のために同意が必要なもの

前述の通り、Bardを利用するためには「Google利用規約」「GenerativeAI追加利用規約」の2つの利用規約に同意する必要があります。

年齢要件

Bardは年齢要件として「18歳以上」でないと使えないことが含まれています。18歳未満の方は利用しないように注意しましょう。

使用制限

Bardの利用においてはさまざまな使用制限がかけられているため、以下を確認した上でルールを守った利用を行うようにしましょう。

  • Bardを利用して、機械学習モデル・関連技術を開発しない

  • 利用規約に加え、サービス使用時の適切な行動に関する詳細については「GENERATIVE AI PROHIBITED USE POLICY」に従う必要がある

  • Googleの有害コンテンツをブロックする機能を迂回したり、条件に違反するコンテンツを使用しない

  • 名前、電話番号、住所、メールアドレス、生年月日などの個人情報・機密情報は入力しない

重要な情報の入力は利用規約で行わないように言われているので、あくまでも入力して問題ないレベル感の情報のインプットに留めておきましょう。
また、さらに一部誘導される指針もあるのでそちらの確認も必要です(こちらについてもポイントを整理してみようと思います)。

免責事項

  • 実験的な技術を使用しているため、Googleの見解を反映しない不正確・不快なコンテンツを提供する可能性がある

  • Bardで提供されるコンテンツに頼る、公開する、その他の使用をする前には慎重に判断する

  • 医療、法律、財務、その他の専門的な助言については、本サービスに頼らない。これらのトピックに関するコンテンツは情報提供のみで、的確な専門家からの助言の代替ではない

おわりに

今回はBardの追加利用規約のポイントについて整理してみました。
まだベータテスト段階&日本語対応していないので、すぐに利用する方は少ないかもしれませんが、今後利用するときにはこれらの遵守事項があることを念頭においておきましょう。

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