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日産のEVシフト

「Sさん、本当にやるんですか?」
Sと呼ばれた初老の男は、カプセルに見を横たえる。
「昔と違って今は技術書もあるし、CADデータも残せるじゃないですか! なのに……」
詰め寄る若者を片手で制しSは答える。
「いくら資料があっても一度失われた技術はすぐには戻らんよ。大切なのは職人が培った、データ化できない技術なんだ。社会が電化にかじを切るのは仕方ない。だが俺はまた内燃機関が着目される日が来ると思ってる。その時に必要とされる技術を残すためだ」
そう言ってSはコールドカプセルで眠りについたのだ。
いつか必要とされる未来のために。

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そんな物語を想像してしまったわけですが、それは次の記事を読んだからです。

一応は「日欧中向け」と言っているので、その他の地域向けにはガソリンエンジンの製造や研究は続けるのかと思いますが、新しいエンジンというより今のエンジンの修理、修正くらいではないかと思います。

最近EV関連のYoutube動画をみたりするのですが、日本の急速充電器が全く急速でないという実情から、日本でEVを快適に乗りたいなら独自のスーパーチャージャーを設置しているテスラしかなさそうだと感じています。
日産がEVにシフトするなら、テスラのように独自の急速充電設備を全国に用意して欲しいと思います。
それが出来てこそEVがガソリン車並みに受け入れられると思いますので。

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。