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EV市場、近年になって何が起こった?

ここのところEV否定の記事を多く見かけるようになりました。
EV批判の記事自体は昔からあったのですが、否定まで行く記事が増えているのはなぜでしょう?
まぁEUの目論見がはずれ、自動車市場を日本車から取り戻すどころか、中国EV車に奪われてしまったことに関係し、またゴールポストを動かすために「やっぱりEVってエコじゃないよね!」と手のひら返しを始めたことがあるのかもしれません。

それはともかく、EUではなく北米でもおかしなことになっているようです。

テスラの創業は2003年、今まで20年もEVを作って売っていたわけですが、上記のようなEV凍死記事は見かけたことがありませんでした。
あったのかもしれませんが、意図的に隠されていたのかもしれません。
ひょっとしてテスラ車の質が低下したのでしょうか?

テスラ車にはバッテリーの性能低下を抑えるために、温めたり冷やしたりする温度管理機構が設置されています。
それでも充電待ちの間にその温度管理機構がバッテリーを消耗させてしまい、完全に電欠状態に追いやってしまったのだそうです。
15分で80%まで充電するというテスラスーパーチャージャーでも寒波には勝てずとなると、他のEVも同じ状況になるでしょう。

日本でも夏の暑さで充電器が故障するという報告がありました。
暑さもダメ、寒さもダメ、本当にデリケートですね。

これらの問題が解決しない限り、EVが活用できるエリアは「暑からず、寒からず、気候変化がない、電力需要に余裕のある地域」に限定されるのかもしれませんね。

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。