見出し画像

Astro Slide 5Gの不具合

Astroが届いてからまだそれほど使い込んでいないのですが、不具合なども見つかってきました。

やっぱり分厚く重い

Gemini PDAやCosmo Communicatorと違い液晶側が分厚いので全体的に厚みが増しています。
キーボードを出さないでも使えるのが売りなのですが、普通のスマホの2台分の厚みがあるので、スマホのようにして使うのはかなり不格好です。
そしてかなり重たいです。
やっぱりこれは手に持って使うものではなく、テーブルに置いて使うものですね。

やっぱり不具合あり

それより今回も不具合があります。
イヤフォンジャックにイヤフォン入れると、本体から音がするたびにずっとノイズが鳴っているのです。
これが「ズンタッタ、ズンタッタ……」とリズミカルに繰り返される「ノイズのワルツ」のため非常に耳障り。
調べてみると個体差ではなく、多くの人が私と同じような不具合を言っていたので、内部のノイズ対策が疎かなのでしょう。
避けるにはBTイヤフォンしかありませんが、その場合FMラジオは聞けません。

それにしても……

イギリス人はモノ作りに手を抜く人種なのでしょうか?
それともPlanet Computer社がそういう社風なのでしょうか?
シリーズの第3段である本機に至るまでもいろいろな「テストすれば絶対にわかるであろう不具合」をそのまま放置して、メールなどで問い合わせても「見なかったこと」「聞かなかったこと」にされます。

たとえば初代Gemini PDAでは

1)SIMとeSIMのデュアル設計だが、1stロットはeSIMが実装されていない
2)コンパスが搭載されているが、クラムシェルを固定する磁石のために磁界が妨害されて機能しない
3)アップデートでDocomoのSIMだと動かない不具合仕様になる
 対応策として優先SIMをeSIMに切り替えてから戻せばよいが、1)の通り1stロットはeSIMがないのでDocomoユーザー死亡

二代目のCosmo Communicatorでは

1)カバーディスプレイのアップデートに失敗すると二度とカバーディスプレイが使えなくなる
2)カバーディスプレイが表示していない間も電力を消耗し続け、バッテリーが恐ろしいほど早く減ることがある

Astro Slide 5Gでは

1)上記の通りイヤフォンジャックからノイズのワルツが流れてくる
2)キーボードバックライトが本体がスリープしても消えない
 消すには毎回キーボードと畳むか、バックライトを使わないこと

う~ん……

やっぱり「とりあえず動いたから製品化」「メイン動作してるから細かいことは無視」という姿勢な気がします。
ノートPCのように使えるキーボード付き端末は希少なので、不具合を知りつつも手を出すしかないのですが、いつも使うたびに残念な思いをするので、本当にこのような不具合は消してほしいです。


ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。