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母のスマホが壊れた!?

週の中、水曜日に母親から電話がありました。
「あのね、スマホがおかしいの」
話を聞くと充電ができなくなったような、充電後の起動で画面がフリーズしているような、要領を得ない説明でした。
というわけで土曜日に、お彼岸の墓参りついでに代替機を持って母に会いに行ってきました。

母のスマホは当時私とおそろいのAquos SH-RM12です。
今の私は別のスマホにしてしまったので、いざとなったら私が使っていたAquosを使ってもらおうと思いました。
とはいえ、バックアップが取れていないと設定やアドレス帳をもう一度入れなおさねばならないので、まずは何とか起動してみようとしました。

バッテリー残量が0%だったので、まずは初期充電されるまで待ちます。
その間に母からもう少し説明を聞くことに。
「昨日、イオンにある楽天モバイルで店員さんに診てもらったんだけど……」
どうやら使おうとするとすぐに「高温なので冷却しますか?」と画面に表示されるようになったとのこと。
店員は「バッテリーが古くなって発熱しているのでしょう」と説明したとのこと。
……なるほど。

そんな話を聞いているとバッテリーが3%になり起動できるようになりました。
パスワードロックを外してもらうと、起動直後に「メモリーがいっぱいです! メモリクリーナーを起動しますか?」という広告画面が!
広告時間が0になるのを待って終了すると今度は「本体が高温です! クール処理を行いますか?」との表示が!
「これよ、これ! 本体が高温だっていわれて操作できないの!」
はい、これも広告アプリです。
しかもこれが画面半分を常駐してしまい、本当に操作を妨害してきます。
下半分がタッチできたので、アプリ一覧を開き、終了させるのですが、1秒も経たずにまた広告アプリが表示されます。
この広告アプリが秒単位で複数ポップアップするので、スマホの設定を開くことさえままなりません。
非常にイライラします。
何とかならんものか……?

この時ふとひらめきました。
「広告アプリは通信しているのだから、機内モードにしてしまえば……」
このひらめきが当たりで、機内モードにするとポップアップが止まりました。
そして設定のアプリ一覧を開くと、今使われた最新の3アプリの中に、この広告を表示する常駐アプリがいました!
というわけでこれをアンインストール。
続いて「メモリクリーナー」「クリーンナップ」「スピードクリーナー」「Phone cooler」など合計5つのアプリをアンインストールして事なきを得ました。
ちなみに最初に削除したアプリは「ドロイドのアイコンでアプリ名なし」という非常に悪意のあるアプリでした。

これらを一掃して再起動すると、非常にサクサクと動くようになりました。
作業中はスクショも取れなかったので、改めて検索したのですが、ずばり同じアプリが注意されているサイトを見つけました。

はい、下記の3つはしっかり入っていました★

これ以外に2つ入っていました。

母は思い切りカモにされていましたね!
みなさんは大丈夫だと思いますが、ご家族がやられないようにご注意ください!

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。