![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94268262/rectangle_large_type_2_ca03900069176d2a8114c7404f5a9d57.jpeg?width=1200)
なつかしい「死のクリック音」
久々の言葉を聞きました「死のクリック音」
記事はこちらです。
アイオメガ製のzipドライブというのを知っている人はWindows95あたりを使っていた人でしょう。
私も使っていました。
この頃からデータの大容量化が起こり始め、フロッピードライブの1.44MBでは足りなくなってきました。
そして大容量のハードディスクというのもまだ1BGというのが珍しいくらいの時代でした。
ノートPCに入っていたHDDが500MB程度だった頃です。
その頃にHDDのバックアップ用途として光学メディアのMOと磁気媒体のZIPドライブが登場したわけです。
MOの方が640MBと大容量だったのですが、接続にSCSIが必要だったりまた高価だったりしていたので、私も廉価なZIPドライブを購入して使っていました。
ZIPドライブはパラレルポート接続(プリンタポート接続)なので追加ボードが不要と、敷居は低かったのです。
転送速度はSCSIの比ではありませんが、フロッピーディスクと同じくらいなので我慢の範疇でした。
ですが……いずれ知るわけです。
この「死のクリック音」という嫌~な音を。
何度か繰り返し使っていると、書き込みエラーを起こし、ディスク全体が使えなくなるのです。
私はCDの音楽をMP3にエンコードしたものをこのZIPドライブに入れて保管していました。
不要になったCDは売り払ってしまったわけです。
そして聞こえた死のクリック音……今までの音楽がすべてパーになった瞬間です。
ドラマCDなども全部だめになりましたねぇ。
あとNHK FMのラジオドラマをエアチェックしたものもまとめてダメになりました。
このあたりからですかね、私がCDを買わなくなったのは。
もともとラジオの音で満足していた私は、その後の時代に生まれたインターネットラジオで「勝手に流れてくる音楽で十分」となり今に至ります。
今はさらに進化して音楽サブスクなどが出てきたので、本当にCDを買わなくなりました。
おっと、ZIPドライブの話から脱線しましたね。
今では大容量バックアップメディアとしてはUSBメモリや外付けHDDなど豊富にありますので不自由はしませんが、過渡期にはこのような製品が生まれては消えるという事がありました。
ただの老人の思い出話で、申し訳ありませんでした。
ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。