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ニホンミツバチ(2016/6/26)

畑がすっかりジャングルに。ハロウィンカボチャは旺盛に育ち、花が終わったバラも好き放題に枝を伸ばして元気一杯なのでまあ良いのだが、もう少し見た目をこぎれいにしておかないといけない。

畑に置いているニホンミツバチの巣箱は1箱だけになっているが、この置き場所は良い実績がある。昨年の横式巣箱はここに置いて夏を過ごして無給餌で秋に採蜜。その前に置いていた群も勢い良く推移していた。今回は春に分蜂した群で、一時は勢いが無く消滅するかと思われたが、その後持ち直して現在は順調。巣の中は湿気も無く、汚れも無い。健全な群は人間が手出しする必要が無い。乾燥していて、北向きなので巣箱に直接日ざしがあたらないのが良いのか? 同じ畑でも、ヒメリンゴの下の南向きの置き場は湿気があり、夏の日ざしも厳しく、そのせいか置いた群は良い結果にならなかった。現在はここは空き状態。


仕事場庭の群も順調。2〜3日前から雄蜂の巣蓋が見受けられ、今日は雄蜂が見られた。王台を潰しておくかと、内検したが、まだ王椀の状態で王台にはなっていない。巣板は順調に大きくなり、蜂児エリアも先端近くまでに及んでいるので安泰。今後は、蜜源が少なくなる7〜8月に給餌が必要か、様子見。今のところは必要無さそう。 ちなみに、仕事場庭は湿気が多く、天敵のハチノスツヅリガも多い。お隣のブドウ畑はこのところ毎日のように消毒しているので、農薬にあたって死ぬ蜂が多く、置き場としてはあまり良くないのだが、常に観察できるという利点は大きい。分蜂を見逃さずにすむ。

ところで、6/25 土曜日には山梨ニホンミツバチ保存会の捕獲報告会が開催された。この春の捕獲状況を報告する集まりなのだが、これに出席する人は好成績な会員が多い。景気の良い話ばかりで、現在保有群数10を超える人が何人も居た。会全体としては、前年230群程度だった捕獲数が今年は180群程度とのことで、若干減り気味。さらに、アカリンダニ、ノゼマ病の被害が報告されていて対策についての講習会が開催される予定とのこと。

仕事場と畑のある勝沼エリアには会員さんが多く、新たに入会された方とも知り合う事が出来た。今年に入ってから巣箱が置いてあるなあと気になっていたのだが、やはり会のメンバーだった。お嬢さんがオリンピックに出場された競歩の選手という、ブドウ農家の奥様。ニホンミツバチ関係者は実にパワフルで個性的な方が多い。

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