ニホンミツバチ(2018/7/15)
昨年の今頃、気温が37℃を超えた日に巣落ちした。今年も37℃超えどころか、39℃予報が出ている。今年はできる暑さ対策はしてあるので、これで落ちれば仕方ない。
畑の置き場は一番涼しいのだが、それでも蜂が外に出て涼んでいる。
巣門付近に鳥のフンが無いところをみると、常習犯ではなかったようだ。
霧吹きで水をかけて、蜂にどいてもらい、巣板をチェック。雄蜂の蓋が落ちていないので安心していたが、やはりこの群も分蜂したいようだ。王台が6個もできている。一応、針をさして処理したが、どうもこの群の王台は弱々しい。こんな王台からは、健全な女王が生まれないだろうし、夏分蜂なんて、やめようね。
ところで、通常、巣箱の奥から巣を作るのだが、この群は手前側にかたよって巣を作っている。巣箱を再使用することが多くなってからこの傾向がある気がする。掃除しきれていないのか。…とはいえ、毎回新品を用意するわけにもいかないので、まあこれで仕方ない。
分蜂群の飛行可能距離について、師匠に質問できる機会があったので聞いてみた。通常、分蜂してから落ち着く先まではせいぜい数百メートル。師匠の20年の経験の中で1km以上の移動は数回程度だそうだ。なぜなら、分蜂の際に蜂達はお腹に蜜をいっぱいためて飛び立つので、通常よりも飛行距離が短いはずだそうだ。なるほど。…ということで、他人の飼育場所から1km以上離してあれば捕獲用の待ち箱を置いても、倫理違反にはならないのではないかとのこと。よかった。ニホンミツバチを飼う人が増え、いろいろと気をつかう。 ちなみに、今季、自分の所属している会での捕獲数は約300群だったそうだ。100人程度の会員数でならせば、一人あたり3群捕獲。会員外での捕獲もあるだろうから、山梨のニホンミツバチは危機に瀕しているわけではなさそう。
↓ちょっと気を抜いていたら、エダマメが大きくなっていた。カメムシにやられる前に、少しずつ収穫していくことにした。初物。
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