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ニホンミツバチ(2016/4/18)

昨日14:30頃に分蜂があり、これで仕事場庭の群は3度分蜂したことになる。放任主義で好きなだけ分蜂させる飼い主も居るが、自分の師匠は、過度な分蜂は元の群の数を減らして弱体化させて分蜂した群と共倒れになるので、せいぜい3度程度にとどめる事を推奨している。…ということで、昼休みに元の群の内検。

3度の分蜂をしたにもかかわらず、蜂の数はそれほど減ったように見えない。分蜂するたびに新女王と入れ替わる際には産卵がストップしているはずなのだが。あと数回分蜂しても大丈夫そうに見える。

分蜂を阻止するためには、新しい女王が誕生しないように、新女王の蛹が入っている巣房を(可哀想だが)針で差して殺してしまう。鍾乳洞のように下に向かってのびている先が茶色くなっている突起、「王台」という。見えるだけでも4個あったので、針で差した。王台になる前の「王椀」という、やはり新女王になる予定の幼虫の巣房も取り除いた。この措置をしても取り切れていない所で新女王が育って、分蜂を許してしまうことになるだろう。


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