見出し画像

さいきんうれし驚いたこと

直近1年以内に、某ユニバーサルフリーなサイトを作った。
いつもお世話になっている制作会社の方からいただいたご依頼。

今も一緒にお仕事させていただいているけれど、経験のないことが毎度色々起こり、得るものばかりで勉強になる。

デザインのこと。仕事のしかた。人との関わり方。
「経験が財産」と以前義弟に言われた言葉は、
仕事する度に「今この瞬間に起きている」と感じるので、たっぷり味わっておこうと思う。

「すべての人にとってやさしく、見やすい」サイト

ターゲットは、身体・精神障がい、色覚障がいのある方へ。
外国籍のユーザー。年配の方に。小さな子供を持つママへ。
普通にサイトを閲覧するユーザーに向けて。

年齢や国籍を問わず、とにかくすべての人が見やすいと感じるサイトにしてほしい、との要望。


- 制作


初めて聞いた時の率直な感想。


「む・・・無茶だて!!?」。。

ごりごりの名古屋弁で対抗したかった。(?)

前々から思っている通り、全ての人が満足するサイトなんて存在しないはずだという持論があるし、
ましてやターゲットがここまでバラバラなんて、私にとっては前代未聞すぎた。

とはいえ、うかうかしてられない。せっせか作らねば。

とにかく何度も置いてはやめ、置いてはやめを繰り返し。
思いついた機能があれば提案してみたり。
「これは年配の方は見やすいかもしれないけど、若いママからしたら見づらいデザインかもしれない」
「機能面も充実させて、デザインでも満足させるには?」

こんな矛盾と葛藤は山ほどあった。そりゃあむずかしいわけだ。
ほれ見たことか、無理じゃんか(泣)という話である。

だけどやっぱりあれこれ考えるのは楽しくて、寝ている時以外は一生PCに向かっていたし、一時は自分が人間であることすら忘れながら、言葉通り没頭した。

そうして出来上がった、いろんな思いがたっぷり詰まったサイト。
無事公開まで辿り着けた。

企画から関わったわけではないのでもちろん自分の力だけじゃないけれど、
ただ、自分で言うのもなんだけども。。
公開されたページを見て、なかなか良いサイトに仕上がったんじゃない?と思う。

- うれしかったお話し

先日、直接ご挨拶に行く機会があり、
このサイト公開の後日談を聞くことができた。

「実は突然電話がかかってきてさ、クレームかと思ったんだけど、、こんなの今までになかったことだから驚いてさ、」から始まった話は、とても嬉しいエピソードだった。

ユーザーの人から直接、
なんでこんなに良いサイトが埋もれてるんですか💢???
もっと見つけやすいところにいっぱい出してくださいよ!!!

との連絡だったそう。

紆余曲折ありながらも、色々な工程を経て仕上げたあの集大成は、
現在、たくさんの人に見ていただいているのだろう。。

「本当のところ、ユーザーがどう思っているかなんて知ることなんかできない」と固定記事に書いていたけれど。

こうなってしまえば、仮定で苦労した話なんかもはやどうでも良い。
少なくとも、こうして制作会社に直接連絡をしたいと思わせるほど、ユーザーの一人には刺さったのだ

もうね。。
小学生のころ、ぱどタウンにハマっていた私に、
中高生のころ、個人のホームページをカスタマイズして遊んでいた私に。
専門学生のころ、泣いてポートフォリオを作っていた私に、
先輩のデザインをパクることしかできなかった私に、伝えてあげたい。

最近、この話だけじゃなく、どんな仕事をしていてもありがたい言葉ばかりいただけるようになった。

「デザインが素敵だった」と伝えるためだけに電話をもらったり。
「安田さんに頼んで嫌な仕上がりになったことがない」と言っていただけたり。

もうこんなん。。安田、どこまでもがんばれちゃう。
気分は推しの子のアイ。
「わた〜しを〜推してくれるのなら〜爆レスをあげる〜〜〜!!♡♪」。

^^(?)

もっといっぱい届いてほしい。
たくさんの人の心に響くデザインをもっともっと作りたい。
やっぱりデザイナーの仕事は私にとって天職だな〜と思う。

しかもこの記事を書いている間、外にいた時間があったのだけど、
なんと今日は星を見ていたら流れ星を見ることができた。

今の私は、なんかたぶんやばい。
ハイパーミラクル無敵モードトレインに乗っている気しかしていない。

・・・
(語彙力が壊滅的すぎたので本日の営業は終了とさせていただき、これよりnoteの退会手続きに入りたいと思います^^(早口))

以上、備忘録記事でした。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?