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【内職】議決権行使を自動化しよう【5円】

※更新:e-votingのアンケート「GIFTPAD」について(2024.6.15)
※追記:株主総会ポータルページについて(2024.6.12)

こんにちは、よっちゃすです。
無職ながら事情により不断の研鑽を強いられており、こんなことしている場合ではないのですが、議決権行使&アンケート回答内職が苦手すぎて自動化したので書きます(需要があるかは不明)。
ソースコードは恥ずかしいので公開しません(というか実はGithubの使い方知らないまま)。

Web議決権行使とアンケート回答の仕組み

QRコードから議決権行使サイトへ

議決権行使書には、多くは2、3個のQRコードが記載されています。これらのうち1つに、議決権行使サイトのURL文字列があるのでこれを使います。通常はこのURLにアクセスすればログインIDやパスワードを入力する必要が無いです。
中には、Web議決権行使ができない銘柄もあり、これにはQRコード自体がありません(日本管財、東祥等)。
Web議決権行使はできるが(URL文字列を持つQRコードはある)、ログインIDやパスワードは株主が入力しなければならない銘柄もあります(第一興商・・・の他にもあるんです?)。なんこれ。

2つの議決権行使サイト

株主の名簿何やらは、信託銀行がほにゃららしてるらしいんですが、以下の3社です(知らなすぎてすません)。

  1. 三井住友信託銀行

  2. みずほ信託銀行

  3. 三菱UFJ信託銀行

3社ですが、議決権行使サイトのシステムは2つです。1と2が中身が共通のサイト(「smtphn」と呼ぶことにする)、3は「e-voting」と呼びましょう。URLから、「smtphn」か「e-voting」か判定して、それぞれ処理することになります。
なお、QRコードを開いた先が直接議決権行使サイトではなく、株主総会ポータルサイトの場合もあります(コロワイド等)。今は株主総会をオンライン配信したりするので、このパターン増えてくるかも?この場合でも、議決権行使から先は「smtphn」か「e-voting」サイトでした。

議決権行使後にアンケート回答

みずほ・三井住友の場合は、議決権行使後にアンケートが存在する場合があり、これを行うと通常1/100の確率で500円のクオカードがもらえます(例外あり。IHI(2024年)は回答者の10,000人に当たるとかだった。やったあ期待値100円くらいあるんじゃない?※株主13万人)。
UFJの場合は、基本的にアンケートは無く、議決権行使だけで終わります。しかし、例外的に議決権行使後に抽選のプレゼント企画に応募できる場合があるので油断は禁物です。
※本田技研工業(2024年)は抽選でオリジナルクオカードのプレゼントがあった。抽選確率不明。

headlessじゃないブラウザ操作推奨

異なるアンケート内容やたまにあるプレゼント企画等へ対応するなら、ところどころ目視・手動操作を挟んだ方が良いです。
私はPythonのSelenium(ときどきBeautifulsoup)で作りました(「議決権行使くん」)。
単に議決権行使なら完全bot可。

smtphnサイト(みずほ・三井住友)

議決権行使

特に問題は無い。

アンケート回答

アンケートは「1問目」「2問目」「3問目」というように共通のclass等で作られているので、内容が変わってもある程度ブラウザ操作は有効。しかし、項目数、入力内容、入力必須項目が変動するので、目視・手動操作の余地を残すべき。

e-votingサイト(UFJ)

議決権行使

特に問題は無い。

アンケート回答

GIFTPAD 応募完了画面

ごく稀にプレゼント企画があるため、議決権行使完了ページで一旦止めて、目視した方が良い(そこまでしてプレゼントが欲しいか?欲しいよ)。「GIFTPAD」というサイトであることを確認している(2024年・本田技研、シュッピン)。他のパターンがあるかは不明。
なお、議決権行使後にプレゼント企画をスルーしてしまった場合、議決権の再行使を行うことで、プレゼント企画ページを再表示できる。

行使書のスキャン

QRコードは、ADF(自動原稿送り装置)のあるスキャナを使ったり、カメラで行使書を撮影する等して読み取る。
スキャナを使う場合、UFJの行使書は他に比べてQRコードの読み取りがしにくい。自分の環境だと、白黒400dpiでほぼエラーなし読み取りができた。

免責

議決権は、自分の判断・責任のもと、きちんと期限内に行使しましょう。めんどかったら書いて出せ(点線のとこは、ちゃんと切り取りましょう。返ってくるらしい。それはそうだろ・・・)。

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