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中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 5- 〜アローディン湖からムトゥニー湖往復〜


8/22

低い気温とヒリつく日光

7:27発
行きは快調。荷軽し。日陰で10度くらい。夜は10度弱も湿度低く体感温度は低い。
荷物をデポして、谷を詰めてムトゥニー湖を目指す。背負う荷物が軽くなり軽快に氷河圏谷の中を登っていく。気温が低いが、この地特有の日差しの強さでそこまで寒さは感じずに登ることができる。光があたると20度弱なのだが3200m超えたあたりで登っていてちょうど良いが肌寒い。

タジキスタン陸軍のヘリが爆音とともに飛び立った。数分後に爆撃?音が聞こえた
トレイルを進む
谷はまだ日陰の中
急登がそびえる
急登を登ると視界がひらけた首を傾ける角度が日本にはない
白銀の峰々

濁ってたムトゥニー湖

1000mほど登ると本日の目的地ムトゥニー湖が見えた。今まで見てきた湖とは異なり、周りに植物は少なく、岩っぽい濁った水の湖であったのは少々残念ではあった。キャンプしてる人もそこそこいる。ここもキャンプ地だが水はどうするのだろうか?
この湖ごしに見えるこの山地の最高峰チムタルガ峰とエネルギア峰はとても大きく素晴らしい景色となっていた。

fann山地最高峰チムタルガ峰とエネルギア峰
湖は濁っている飲みたくはない

湖畔のお散歩

少し湖畔を歩いてみる。浜のようになっている部分でスロヴァキアのトレッカーが同じように歩いていた。彼はドローンで撮影しているようだ。
ここら辺からクライマーズレフト側からチムタルガパスを覗く。湖からD+1200くらい。本日超調子よければいけるかも?と途中思いながら登っていたが、おそらくザレザレ&ムトゥニー湖畔歩きあたりから今ひとつ頭が痛い。高山病か?意外と道のりも長そうなので、これまた意外と長かった道のりを降りることにする。

スロヴァキアのイケてるお兄さん、ドローン空撮中
スロヴェニアの人に撮影してもらった
謎の植物

下山と頭痛

おりながら頭痛の原因は低Naも可能性としてありと考える。今回の反省としては塩分補充系のレーションが少ないというかほぼない。大反省。自動運転みにきた道をずんどこ降りる。
途中朝は日陰にあったコップ湖に日が当たっていた。エメラルドブルーで超綺麗。おりて触ってみると超冷たい。ロシア人が泳いだ記事とか下調べで見たが、泳ぐとか絶対無理。ずんずん降りテントサイトに着いた。

下山は早い、すれ違い時はズドラーストヴィチェ
コップ湖、超冷たい
だいぶ降りてきた、結構フラフラ

塩分補給としての梅しそリゾッタ

テントサイトに着いてすぐテント内でねそべりダウン。少し熱っぽさもあるかもしれない。深呼吸し少し寝るも軽快せず。梅しそリゾッタをそのままつまんで塩分をちょい補給するもよくならない。夕飯は余った野菜の保存の関係で春雨より先に麻婆茄子作るも半分程度までしかたべられず。

あと昨日の降り25kg背負っての下りが久々すぎて腸腰筋、大臀筋が筋肉痛であった。登りの筋肉は意外と平気であった。

梅しそリゾッタ
麻婆茄子を作った
切り札の抹茶ラテ
ドンキーが近くにきた
日が沈んだ

まだつづく

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