見出し画像

中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 2- 〜パンジャケントから入山口Artuchまで〜


パンジャケントからArtuch(アルトゥチ)

朝6時に起床。爽やかな朝が来た。希望の朝だ。
湿度が低いこの地の朝は本当に爽やかだ。
せっかくなのでパンジャケントの街中を散策してみる。
あちこちにラフモン大統領の肖像画がある。権威主義国家なのである。
朝、ノンを作り始める工房、賑やかなバザールを見ておいしそうなトマトとスモモを買って食べる。新鮮でおいしい。朝食を食べてから荷物をまとめて宿をでる

朝のノン工房

時間通り8時に時計台に行くが、それっぽいマルシュは全然来ない。少し、おかしいぞと思い、それっぽい1番マルシュにおっちゃんにArtuch?と声かけるととりあえず乗れということで乗りこむ。15分くらい乗っていると、運転手のおっちゃんからここであれに乗れとどうやらここがArtuch行きのマルシュのターミナルらしい。2ソモニ払って乗り換える。ここは地図上ではどうやらアフトヴァクバザールという場所らしい。荷物を屋根に括りつけてもらい、8:20頃出発。始発から乗ってるのは自分だけであったが、途中途中で現地の人々が次々と乗り込んでくる。現地民の足として使われているのがよくわかった。

マルシュの中
なんか綿とか羊毛とか?だろうか


My荷物on the bus

Artuch村に到着、下車

10:30頃、運転手からArtuchならここで下車だって感じで言われ、下車。マルシュは左折してさらに奥地へ入っていった。いよいよ入山だ。
最初現地のロバと牛使いのおばさんと子どもたちと同じペースで歩く。おばちゃんとロシア語で少し話す。自分が日本人ということ、この動物は日本語でなんというかなどなど。

入山口にて
川辺に家がある

チャイと昼ごはん

てくてく歩いていると、この辺はまだ人の生活圏ゆえ、簡易的な家とそこから子供たちがチャイ?チャイといってくる。お昼時ということもあってお世話になる。チャイ、手焼きのノン、トマトサラダ、ヨーグルト、オシュなどを出される。特にトマトサラダは酢とトマトの酸味でとってもおいしい。オシュは油が多く胃もたれした。結構お世話になったので、お金払うぞ、いくらですか?とGoogle翻訳でコミュニケーションを取ったが大丈夫大丈夫といわれ、まあそういうものかと思っていたが、最後家を出るときになるとチップチップとせがまれて、文化の違いを感じた。だったら、途中に聞いたときや最初からお金はいくらだと言ってくれ、と思いながら20ソモニ出して家を出た。

もらったお昼
お昼の一家
オシュの釜を被る家の子
車に乗せてもらった

胃もたれとヒッチハイク、そして値段交渉

そのまま胃もたれと戦いながら日陰で休んだりしながら歩いていると、たまたま車が通りかかった。Artuchまでいくなら50ソモニと行ってきたが、じゃあ歩くというと30まで下げてきた。最終的に20ソモニで交渉成立し車に乗る。断崖の中をうまく運転してもらい、車道終点の手前に車の主の家があり、そこでお茶を再びもらう。正直胃もたれでキツかったがそういう文化と割り切って少しだけいただく。
お茶のあと車道の終点まで送ってもらい、ここから本格的な登山スタートとなった。

断崖だね〜
車主の家でチャイをもらう
わんこが二匹いたやはり日陰がいいらしい
入山口方面
ここが入山口、重荷なので彼は足早に去ってしまった

まだまだ、つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?