重賞考察【NHKマイルカップ】【新潟大賞典】【京都新聞杯】【プリンシプルステークス】

例年にない静かなGWもあっさりと過ぎていき、暦通りの仕事をしている人ならば木金と働きGWの残り香のような週末を迎えている今日この頃である。

筆者も連休はネットに蔓延る正義マン達に目を付けられぬようステイホームを決め込み在宅で競馬三昧であった、土曜日の青葉賞から天皇賞、高知と佐賀の皐月賞に名古屋のかきつばた記念、かしわ記念に兵庫CSと連休最終日まできっちりと参戦し大半を外すも、佐賀のミスカゴシマ号と園田の田中Jに助けられ辛うじて今週の予算を確保する事が出来た。



今週は過去に◎リエノテソーロ◎ケイデンスコールで万券を射止めてきた個人的に超相性のいいNHKマイルカップであり今年も秘密兵器のアテがあり、何としてもくたばるわけにはいかなかったのだ、ダイハード、しぶとく生き抜き勝ちに行こう

NHKマイルカップ

◎ウイングレイテスト

前走NZTで4角致命的な不利を受けながらそこから地力を見せ3着まで食い込んできたウイングレイテストの素質と末脚に賭けてみたい。

後方から捲り気味にスパートしコーナーで一気に加速したところを勝ち馬に接触され大きく外に弾き飛ばされた当馬のアクシデントは皐月賞のドゥラメンテを髣髴とするものであり、そこから差し切った2冠馬と比べると流石に酷だが接触がなかった場合の結果と本番での人気を考えると狙い目なのは明らかである。

枠も何も考えずに大外を回して末脚勝負に徹する競馬にはもってこいの大外を引き当てたあたり、波に乗っている鞍上のヒキもあってのことだと察する。

桜花賞で逃げた馬をハイペースで追いかけた2歳女王レシステンシアが作るであろうハイペースの流れも味方するなら頭まで期待できる。

レシステンシアは前走の消耗で満足のいく追切ではなく、無敗馬サトノインプレッサもソエ持ちで慎重に使われてきたローテでどこまで信用できるかは不透明である。

人気を集める2頭に不安があるなか、ウイングレイテストを連軸で手広く流すだけでもかなりの高配当が期待できる。

穴馬候補に左回りに良績のあるシャインガーネット、若き鞍上と二人三脚堅実に走ってきたプリンスリターン、東京マイルの名人横山典弘が操るサクセッション、良血がここで目覚めるかラインベック辺りを挙げておきたい。

以下、簡潔にその他の重賞について

新潟大賞典

◎インビジブルレイズ

一番人気が10年間勝っていない荒れるハンデ重賞、前走東京コースで強い勝ち方をしてきた晩成ハーツクライ産駒のインビジブルデイズを充実度からここは推したい、ハンデも手頃で鞍上もローカルで勝ち星を積み重ねる吉田隼人Jなら尚のこと信頼したい。

京都新聞杯

◎プレシオーソ

〇アドマイヤビルゴ

圧倒的な人気を集めるであろう六億円ホースが足元を掬われる可能性があるとすればタフな京都2200メートルコースへの適正である、ダートで2つ星を重ねて芝路線へと舵を切ったプレシオーソに逆転の目をみた。

清水きゅう舎でブラックタイド産駒、北村J騎乗とあればキタサンブラックを彷彿とさせる組み合わせであるが、当馬の兄弟を見ても芝重賞の常連だったマジェスティハーツがいる血統で芝中距離でいきなり通用したとしても不思議ではない、単勝100円台の馬を厚く買う資金力もない当方からすれば、逆張りで一攫千金を狙いたいところだ。

プレシオーソ単勝とビルゴへの馬連を買ってみたい。

プリンシパルステークス

◎サトノフウジン


ダービー最大の惑星がいよいよ最後の切符を賭けた舞台に挑む、レーンJを確保した辺り陣営の勝負気配は最高潮でありここはどういう勝ち方をするか楽しみだ、懸念があるとすればダービーではサリオスに騎乗するレーンJを確保できないため乗り替わりとなってしまう点である、ダービーの歴史からみても乗り替わった騎手での勝利は限りなく望み薄となるがまずは切符を手にしてから悩みたいといったところか。





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