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つらくて泣いたわたしを一蹴した夫

こんにちは🌷

今回は、今年結婚した夫の「目からうろこ発言」で、悩んでいた気持ちがフッと軽くなったエピソードを書いていこうと思います。


まずは夫について簡単に紹介。
彼は同い年で、わたしと同じように国家資格を持ちながらも、企業で働くサラリーマンです。

付き合ったときから思っていた彼の特徴としては
とんでもなく要領がいいこと
彼は何をさせても、たいていそれなりにうまくできます。

彼のすごさを簡単にまとめると


・何か約束をしたら、すぐに段取りを組んで予約までしてくれる
・顔も広くて、悩んだら詳しい友人に相談して、何事も良い感じにこなす( 逆も多そう )
・仕事もバリバリやってる
・レシピも見ずになんでも作れる
・便利家電を上手に頼って、家事もそつなくこなす
・あんまりだらだらせずに生活してるけど、決してしんどそうでない
・慌てたりするのもあんまり見ない
・わたしの親をも虜にする話術とコミュ力
・わたしがやった家事や気配りに、ちゃんと気がついてくれる

マジすんげ。


彼を見てると、大学時代に仲の良かった友だちを思い出すことが多くて。

彼女もなんでも要領良くこなせちゃうタイプで、誰よりもバイト漬けの生活をしながら、テストも問題なくクリアして、わたしのボヤキにも優しい言葉をくれて、困ってるひとにもすぐ気がついて、就職したあとも大変な病棟で仕事こなしてて、大学時代から付き合ってたエリート彼氏さんと結婚して。

もちろん色々努力してたのも知ってるけど、やっぱり天性のセンスもあると思うんですよね…。

自分もなんだかんだ、どちらかというと要領良い側かと思ってここまで生きてきたけど、最近彼と過ごしていると自分のドンくさいところに、やたら目が行く…

( 研修でちょっとした忘れ物しちゃったり、予約してたお店を勘違いして別の店舗に行っちゃったり、お花をルンルンで活けたけど水入れるの忘れてたり )



さて、そんなこんなで今回のお話は、かれこれ遡ること2週間前。

あの頃のわたしは、職場のゴタゴタへのストレスと、2日連続での先輩のミスのカバー、それと旅行からの残業続きで、精神的にも身体的にも疲れ切っていました。
かつ生理前だったこともあり、完全にメンタルブロークン。

疲れて帰って、彼の作ってくれたごはんを食べて、そのままベッドにごろん。お風呂に入れと何回も急かす彼に「もういいじゃんほっといてよ」と言って寝るわたし。

でもすぐに目が覚めて
『心配してくれてる彼を邪険にしてしまった。せっかく楽しい新婚生活なのに。なんでこんなに疲れてるんだろう。こんなんじゃ彼に嫌われる。彼はごはんも作ってくれたのに、自分は仕事だけしてお風呂も入れないなんて、ただのポンコツじゃないか。ポンコツポンコツ……』

今振り返れば、生理前のネガティブモードがすごく影響してるなと思いますが、そのときは本当にしんどかったです。

そんなこんなで「彼に謝ろう」と思って、リビングへ行って彼の隣に座ったら、今度は止めどなく涙が出てくる(笑)

彼からしたら「なんだこいつ」ってなってたと思います。
不機嫌だなあと思ってたら、急に隣で泣きだして「ごめんねえええ」って言ってるので(笑)


その日はとりあえず、漠然と宥められながらすぐに就寝。

翌日の仕事終わりに、ふと彼が「昨日は不機嫌だったけど、どうしたの?」と聞いてくれました。

自分のメンタルのやばさに自覚もあったので、前述の思いを伝えて「自分がすごくポンコツに思えてしんどい」と伝えました。


さてここで、みなさんだったら、自分のパートナーがこう言ったとき、なんて返しますか?(笑)

個人的には
「大丈夫だよ、ポンコツじゃないよ」と伝える
「そうだったのか~」と否定も肯定もせず傾聴モード
「ん~じゃあどうしたら楽に過ごせるか考えよう」と解決策を考える
とかが浮かびました。


だけど彼の返答は一味違いました。

「僕ってさ、あの会社でもトップレベルで要領いいんだからさ、僕と比べても仕方ないよ」

でした。

自己肯定感低めのわたしからしたら、一生出てこないような発言ですよ(笑)

下手したら「なんだナルシスト野郎が」ってなりそうな言葉でしたが、この返答を聞いて、わたしは不思議なくらいスッと心が軽くなりました。


想定してた返答だったら

「大丈夫だよ、ポンコツじゃないよ」
→ いやいやポンコツだから!( ネガティブ )

「そうだったのか~」
→ そうなの、わたしってポンコツなの( ネガティブ )

「ん~じゃあどうしたら楽に過ごせるか考えよう」
そっちは問題ないのに、わたしだけできなくてほんとごめんやん、ポンコツ…( ネガティブ )

と、どう考えてもネガティブルート一直線(笑)


想像の斜め上の返答でしたが
「あっ!そっか比べるひと完全に間違えてたわ~!やだやだ。」
と妙にスッキリして、それからは随分気持ちが軽くなりました。


彼は初めて付き合うようなタイプで、本当に新しい視点や発見がいっぱい。
尊敬の気持ちを大切に、自分も一緒にレベルアップしていきたいな。

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