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自己肯定感マイナススタートの私が「ありたい自分」と出会うまでの旅路【ポジウィル体験談】

新卒で入社した会社を結婚を機に3年半で退職し、主人の全国転勤についていきながらも「働きつづけること」にこだわってフルリモートができる会社に転職して1年4ヶ月。 私はモヤモヤしていた。

・営業の仕事をしているけど、相手の役に立っているのか分からない提案
・フルリモートという環境で同期やチームメイトがどのように仕事を進めているのか、なかなか垣間見れない状況
・将来的には子育てしながら働き続けたいけど、今の職場で正社員登用されて営業として働き続けられる自信もイメージも湧かない
・だけど仕事において何がしたいのかめっぽう分からず転職すべきか悩む毎日

今の仕事云々もさながら私はこれからの人生をどうやって生きていきたいのか、 出口のない迷宮で迷子になってしまっていた。
どこに向かっていきたいのか、ゴールが分からないから何をすべきかも分からない。 現状の仕事内容に一向に自信ややりがいが生まれない。 転職すべきだろうけど、どんなキャリアを築いていけばいいのか分からない。

これは、自分が何を望んでいるのか分からない、でも現状に漠然とした不安があって苦しい、ともがいていた私が、 私自身を認知して、赦して、ありたい自分と対峙できるようになるまでの奮闘記。

POSIWILL CAREERでのトレーニングを終えた現時点での私の思考を、体験記という形で残しておこうと思う。


①私の経歴と抱えていたモヤモヤ

【年齢】28歳 
【学歴】大卒 (英語・ビジネス)
【業界】インテリア小売り⇒Eコマース
【経歴】
新卒1社目:入社3年3ヶ月⇒2社目:入社1年3ヶ月 (社会人歴5年目)
【職種】販売(to C)⇒営業(to B)
【業務内容】生活雑貨・家具の販売、店舗マネジメント⇒ECサイトに法人出店しているストアの売り上げ最大化に伴走するコンサルティング営業
【得技】作業工程の分解と組み立て、システムの仕様確認、整理整頓


ざっとこんな感じのキャリアを新卒から歩んできた私だが、最近の悩みはもっぱらこれからどうすべきか、が見えないこと。

・フルリモート下でちょっと困ったこともすぐには聞けない
・コンサル営業なのにクライアントの懐に介入して実情に即した提案が出来ていない
・上から降りてくる販促パッケージを案内するだけの仕事に成り下がっている
・でもどうすればこの状況を打破できるのか方法が分からない
・これからのキャリア形成において何がしたいか分からない
・知り合いのいない土地でとにかくリアルに会える人がいなくて寂しい などなど、挙げ始めたらキリがないモヤモヤのオンパレード。

それから社会人になって特に悩まされていたのは、
「仕事に自信が持てない」こと。
常に周囲の顔色を伺い自分のやっていることが今すべきことなのか、相手のためになっているのか、 そんな感じで仕事においては常に自信が持てず、不安に追われながら仕事をしている状態に疲弊していた。

そんな中、何気なく開いていたInstagramの広告から、「どう生きたいか?」というフレーズが目に留まった。

このフレーズを見た瞬間に、「そうか、今の自分が知りたいのは、これだ」と直感的に感じた。 広告からリンクに飛ぶと、人生の軸を明らかにして、キャリアにおける意思決定のサポートをしてくれるといった内容が。

まずは軽い気持ちで、自分は営業職に向いているのか、客観的な見解をもらえるだけでもいい、との思いで無料カウンセリングに申し込んだ。

面談当日、キャリアカウンセリングを受けていたはずなのに、号泣している自分がいた。 「キャリア云々の前に、今の私に必要なことは“自分との向き合い方“を知ること」 「自分の心が弱いから不安になったり迷ったりしているわけではなくて、 こういう状態になるにはちゃんと背景と原因があって、その根源にある出来事を昇華すればもっと生きやすくなる」 「ポジウィルでは、プロのトレーナーが伴走しながら、その違和感を言語化して向き合うお手伝いをするので安心してください」 と担当してくれたカウンセラーの方が伝えてくれた。 私はずーっと見て見ぬ振りをしていた不安の正体を、ポジウィルでなら明らかに出来る。 そして、向き合い方を一緒に考えてくれる、という確信と安堵感を信じて、受講に踏み切ることにした。

②担当トレーナー:小田桐さんと乗り越えた私の原体験


私を担当してくださったトレーナーは、小田桐さん(@omusubi810)
柔和で落ち着いている印象通り、しっかりとお話を聞いてくださる姿勢にごく自然と自己開示をすることができた。 しっかりとお話を聞いてくださる一方で、私が体験した出来事について感想や意見を本当に率直に言ってくださるので、自分の思考の癖を早々に認識することが出来るようになった。

冒頭でもお話した通り、私は常に自分のやっていることに自信が持てず不安になってしまうことが悩みだった。 どうして自信が持てないか、という原体験は、幼少期の両親の離婚であり、 そのことが原因で自分自身に自信が持てない、ということはトレーニングを受ける前から認識はできていた。

ただ、どうすればその体験を克服することが出来るのかが分からず、今まで来た、というわけである。

小田桐さんとのトレーニングでは、まずはこの原体験を昇華し、抑圧された感情や思いを解放することが、 自分のやりたいことを見つけるための第一歩になると目線合わせをし、トレーニングを進めることになった。

なぜ私が、自分に自信が持てない原因が両親の離婚である、と認識しているかというと、 両親の喧嘩を未然に防ぐために、先回りしてその原因を取り除こうと家事を覚えた、という原体験にある。

父の反対を押し切って始めた仕事に時間を割くようになった母は、洗濯物の取り込みや、朝ごはんづくりなど、 今まで母が担っていた家事が回らなくなってしまい、父と喧嘩をすることが増えた。

そんな父と母を見て、喧嘩をする原因が、家事が滞っているから、と考えた私は 誰に言われるでもないが、洗濯物を取り込んだり、朝ごはんは自分で用意したりするようになった。 出来るようになってもちろん褒めてくれたり感謝されたりすることもあったが、 料理や洗濯といった家事スキルは、満たしていない父の基準を埋めるために習得したことであり、 自分にとって、何か出来るようになる=マイナスを0に戻すために身に着けたこと、という思考回路が成り立ってしまっていた。

また、結局のところ頑張ってみたけど両親が離婚した、という事実に対して、 私の努力や気遣いは両親が仲良く居続ける事には役に立たなかった、と思ってしまっていることが自分の心に大きなキズを作ってしまっていることが改めて浮き彫りになった。

小田桐さんはそんな私に対して、率直に「本当によく頑張っていた」と声をかけてくれた。 私のことを慰める、というよりは、私がやってきた事実に対してそう声をかけてくれた、ということが嬉しかった。

どうしても、「両親が離婚した」という結果に対して自分のやってきたことが意味をなさなかったと紐づけてしまう 自分の思考癖から離れる一つのきっかけになった言葉だった。

また、父の顔色や機嫌をずっと伺って生きてきたので、大人になった今でも、父の琴線に触れないように取り繕ったり無理をしてしまう自分がいた。 父の機嫌が悪くならないように、と色んな事に気遣ってきた私に対して、ほんとう~~~~~に目から鱗だった小田桐さんの言葉が、 「自分の機嫌を取れないのは、はなさんのせいではなくて、お父さん自身の問題です」という一言。
この言葉を聞いたとき、ストンっと何か重たいものが自分から剥がれ落ちる感覚が確かにあった。 誰かの機嫌が悪い時、その原因が自分の中にある、という自責の思考癖が長らく自分を苦しめていたが、それは 私のでせいではなくて、相手の問題なんだと、事象と感情を正しく切り分ける必要があるのだと、初めて認知した瞬間だった。

こうして幼少期の原体験をこれでもかと掘り下げていくことで、何事に対しても「やらなければ」という心理状態で物事に取り組んできた自分が、 あの時、あのタイミングで、本当はどうしたかったか?という自分自身の「will」に向き合うことが出来る状態にまで戻ってくることができた。

小田桐さんとのトレーニングでは、これらのインナーチャイルドワークが本当に印象的で、 自分との向き合い方を習得するうえで一番大きな影響を受けた体験だった。

ここを乗り越えられたことで、自分の「やりたい」や「心地よさ」がどういう状態にあるのか、 それをキャリアにおいてどのように実現していくのか、ということを考えられるスタートラインに立てたと実感している。

③「こうありたい」が見つかった

トレーニングを通して見えてきた【私の大切にしたい価値観】はこんな感じ。
大事にしたいこと:毎日の生活を地に足つけて過ごすこと
具体的には、
・家が住みよい環境であること(どこに何があるのかみんなが把握できている状態。必要なものが必要な分だけ揃っている状態。整頓されている状態)

・仕事があること(良いと思えるもの、相手が認識している課題を解決できるものに携わりたい)

・お金があること(何にどれくらいお金を使っているのかを把握して、必要な時に必要なお金が備えられている状態)

これらの価値観が言語化されることで、何がしたいか分からなくてモヤモヤする、という迷路からは見事に脱出できた。 また、職種については、向いていないと思っていた営業職も「相手の役に立ちたい」という徹底的な顧客志向という自身の強みには即している職種なのかな、と思えるようになった。

しかし、現職だと相手の課題を発見し、解決するための手段についての相談や助け合いができる環境ではないことを改めて認識したので、現職で自分の働きかけで変えられそうな部分や仕事に対する捉えなおし方を模索しつつも、 思い切って環境を変えることも視野に入れて現在転職活動を進めている。

私は、相手が求めていないもの、もしくは相手のためにならないものを提案する、ということに とてもストレスを感じてしまう、ということが明確になったので、まずは何を扱う会社なのか、 その扱っている商材やサービスに自分自身が本当に価値を感じているか、という視点で企業を見てみることにした。

また、もちろんビジネスなので、会社のためにやりたくないことや売りたくないものを売る必要が出てくることは 重々承知している。だからこそ、そういうギャップに出会ったときに、きちんとその違和感に向き合ってくれる環境があるかどうか、相談しても良しとされる社風なのかも一つ、大切な軸として転職活動を進めたいと思っている。

④POSIWILL CAREERを検討中の方へ

今、何がしたいか分からなくて、モヤモヤしてるのであれば、 とにかく自由に、何にも縛られないとしたら、どんな条件、信条に基づいて仕事をしたいのか、 考えたり列挙することは自由なので、書き出してみることをお勧めする。

ただ、その「やりたい」「ありたい」姿をとらえるためには、自分自身への解像度を上げる必要があり、 これは一人ではとても難しい。

そのためのガイド、きっかけを一緒に作ってくれるのが、POSIWILL CAREERだと私は考えている。

小田桐さんとのトレーニングを通して私は、自分自身との向き合い方や受け入れ方を習得するきっかけを掴むことができた。 まだまだ幼少期の原体験がふとした瞬間に戻ってきて、自分の思考が支配されることは大いにある。

ただ、今までだったらその思考モードに入ったことにも気づけず、出口の見えない迷路に入ってしまっていたが、今はその迷路に入ってしまった自分を認知し、外に連れ出してあげる方法を少しだけ知っている。

改めて、私の認知の歪みに親身になって向き合い、伴走し続けてくださった小田桐さん(@omusubi810)には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!

小田桐さんとのトレーニングは終了したが、これからが本番だと思っている。 これからも自分自身と向き合い続け、自分を認め、褒めて、ご機嫌に心身ともに健康に生活できる自分でありたい。

⑤最後に 〜今後の私の人生〜


1ヶ月間のトレーニングが終了し、絶賛転職活動を進めている。
エージェントの方と話しながら、自分の原体験や仕事でのやりがいや、現職での課題がしっかりと言語化出来ているので、 自分の思考性や価値観に合いそうな企業を紹介してもらえて、納得感を持ちながら応募企業を選定できている。

今までは、どの求人を見ても、何が自分に合ってるのか、判断軸がなかったので、 しっかりと吟味することを諦めてしまっていた。だけど今は、この部分は合いそう、合わなさそう、と 判断することが出来ているし、それがどの価値観に基づいてそのような判断になっているのかを言語化することが出来ている。

求人票を見ていく中で、新たな価値観に気づくことも多い。 自分との向き合い方は変わっていって良い。むしろ変わっていくことが自然だ。

今書いている体験記での思いは、現時点での私の想いの結集だからこそ、残しておきたいと強く思った。 とりとめもまとまりもない文章になってしまったが、一通り今自分が考えていることは棚卸できたかな、と思うので、 この辺にしておくことにする。

あくまでこれは私がPOSIWILL CAREERを通して得たことではあるが、こんな体験できるんだな、とこれを読んでくださっている方だけの体験を、POWSIWILL CAREERを通して得られる後押しになれば嬉しい。

#ポジウィル #POSIWILL CAREER

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