面影

突然、現れた君
何もかも見透かされてるようで

本当は離れたくなかった
だから電話したんだよ

次の日も君と会えた
何が起こるか分かってたくせに
ばかな僕

でも不思議と
惹かれていくこと
こわくなかったのは
君の優しさのおかげかな

君がいいそれだけ伝えた
僕のになって欲しかった

いいよって
少し困ったような
笑ったような顔で答えた君

始まりは突然で
すごく幸せな気持ちになれた

君のことまだまだ
知らないことだらけだったんだ

あのときさえこなければ今も...

いつもばいばいしたあとは
君の面影が消えなくて

沈んでしまう
深く深く

もっと一緒に居たいのに
もっと触れ合って居たいのに

どうしていつも


突然、悲しい出来事があって
泣いて電話した夜
君が放った言葉に嫌気がさした

いつもの僕なら流せていたのに
そんな余裕なくて

別れを告げた朝

今更、言い訳になってしまうけど

それから君から連絡がくるたび
あんなにいらいらしていたのに

不思議だね
前以上に君のこと大好きだよ

久しぶりに会ったあの日から

大丈夫
君からの大好きも伝わってるよ


今はばいばいしたくない
君の面影が消えてしまいそうで

目に焼き付くほど見つめても
何日か経てば忘れてしまう

写真が残せたらいいのに

わかっていくたびつらくなる
でもね離れたくない

君を失いたくない
ごめんね、こんな僕で


相手の気持ちだとか環境だとか
全部わかってるようで
わかるわけがないよね


どうか隠し通して
僕が気付かないふりをしているまでは

そしていつか話して
本当のことを



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?