2023年オタクを辞めたかったオタクの話

2023.4.1
きっと一生忘れない私の運命が変わった日
2023年が終わる前にこの奇跡を忘れない為にここに書き留めておきたいと思う。

1.2023年の始まり

2023年私の目標はオタクを辞めることだった。
正確に言えば、苦しみながらするオタクを辞めることだった。
普通の人からすれば、オタクなんて趣味の範囲で苦しんでするものではなくない?と思うと思う。
本当にその通りである。苦しむ要素など、本来はないのである。
だが、オタクを長く続けるにあたり自分の見栄やプライドが自分を苦しめていくのである。きっとそこそこ本気でオタクをした人にならわかると思う。
まぁ、そんなことはともかく、そんなオタクを今年こそ辞めるつもりだった。そう、辞めるつもりだった。
話の流れから分かるだろ。結果、辞められなかったのである。1つの奇跡によって。

2.奇跡の前の話


2023.4.1 私はオタク友達に誘われたライブに足を運んでいた。
なんのライブかはとりあえず後回しにして、そのオタク友達との関係性を説明させて欲しい。
彼女とはもう4年ほどの仲になる。共通のアニメが好きでコロナの頃仲良くなった。
コロナが少し落ち着いて2人で遊ぶようにもなって、いつの間にか大好きなオタク友達になっていた。彼女と仲良くなった要因はその共通のアニメもあったが、いちばん大きかったのは2人とも3次元にも推しがいて10年単位で推しているということだったと思う。
自分自身が3次元の推しのオタクを拒否(所謂、同担拒否)していることから、中々リアルの人を推す大変さを同じ熱量で語れる人がいなかった。そんな中、違うルートで仲良くなった彼女は同じような境遇だったのだ。掲示板の悪口を含めて。だからこそ、より仲良くなったし信頼できる友達になった。
そんな彼女から1つの誘いを受けた。それが
『M!LKのツアーが福岡に来るから見にこない?』
であった。

M!LKとは
2014年11月結成。スターダストプロモーションに所属する佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなる5人組ダンスボーカルグループ。グループ名には「何色にも染まることの出来る存在に」という意味が込められている。

音楽活動にとどまらず、ドラマ、映画、舞台、モデルと活躍の場を伸ばしている。ユーモアを兼ね備えながらバラエティにも挑戦、ライブでは眩しいほどのパフォーマンスを見せつける『ギャップ』こそが彼らの最大の武器。

M!LK 公式HPより引用

彼女はM!LKのオタクだった。誘われたのもそのM!LKの福岡公演であった。書き手は福岡に住んでいるため彼女は私の地元の公演に誘ってくれたのだった。しかも彼女は誘うときにこうもつけ加えた。
『お金いらないから、推し見に来て!』
いや、熱量すごいな。当初の私の感想である。
だが、そこまで言われたら仕方がない。二つ返事で行く約束をした。

3.運命の日

会場に着き、紹介されたのは彼女と古い仲であるM!LKのオタクだった。オタクたちがいるのは事前に知っていたし、なんならその子たちと喋るつもりで来たまであった。
正直その時の私のM!LK情報としては、
・メンバーはギリ顔の見分けがついて、名前もギリ一致している。
・M!LKは結成からメンバー脱退⇒加入⇒脱退を経て今の5人体制になっている。
・目標はドームツアー。
こんなものであった。しかもこの時、柔太朗と舜ちゃんの見分けが微妙だったりした。(申し訳ない)
そんなこんなで開演までオタクたちと楽しくおしゃべりしながら待った。
そして、いざ開演すると、そこには眩しいくらいキラキラの5人がいた。

上記の動画がほぼ私がみた初めてのM!LKさんなので興味があれば見て欲しい。
あまりにもアイドルだった。
それは私の想像のはるか上のクオリティのものだった。ただ純粋にそこから一気にM!LKに魅力された。
その中でも私の目を引いたのは今の推し『塩﨑太智』だった。
彼はとにかくダンスが上手い。
かつては嵐の大野智のダンスに魅力され全国を駆け回った女だ。
塩﨑太智のダンスを見た時に私が彼のダンスに魅入られないわけなかった。軸のブレない、その軽やかで艶やかなダンスに恋をしたのだ。
この人のダンスをもう1秒も見逃したくない。私はライブの序盤ですでにその思考になっていたのだ。
警鐘が頭の中で響く。この考えは捨てたはずだ。
お前は今年、オタクを辞めるはずだ。
それでも、理性ではどうしようもない部分で私は塩﨑太智に恋をしたのだ。

4.それからの私

それからの私はきっと想像がつくだろう。塩﨑太智のダンスに魅了され、全国を駆け回ることになった。
そして、どんどんM!LKを知っていく度に、男子高校生のような仲の良さや、いろいろ経験したM!LKだからこその考え方や思いをしって、より一層沼にハマっていくのであるが、これだけは伝えておきたい。
私は2023年オタクを辞めるつもりで、塩﨑太智と出会い、全力でオタクをしたが、後悔していないし、2024年も全力で塩﨑太智のオタクをしたいと思っている。
M!LKを推していてこれから一生後悔することはないだろう。
それくらい自信を持って人に教えられる推したちである。
このnoteで少しでも興味を持ってくれた人がいたら下のM!LKのYouTubeをおすすめする。ぜひ見て見て欲しい。2024年は必ずM!LKの年にする。

✧かわいいM!LK

✧エモいM!LK

✧おもしろM!LK


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?