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伊豆半島を堪能する歩き旅7泊8日〜2日目〜

ホテルでゆったりとした一泊を過ごした。
今日も朝から元気だ。

さて、今日からの予定は
伊東よりバスで天城縦走路入口へ向かい、
天城高原を抜けて伊豆山稜線歩道を歩く。
距離で46kmほど。
一度修善寺に降りホテルで一泊して、バスで戸田へ向かう。
戸田から南下して気の済むまで西伊豆歩道を歩く。ここの区間はゴールは決めていない。

伊豆山稜線歩道はビバークして過ごす。
西伊豆歩道の海岸沿いは〜6月1日までは自己責任の元であればキャンプが禁止されていない。(6月1日〜9月31日はキャンプ禁止。また、一部通年キャンプ禁止の海岸もある。)

金なし旅なので、基本的にはビバーク(野宿)。

もちろんLeave No Traceに従い、使わせてもらっているという意識を忘れずに歩いていく。

利用するとき発信するときはその後の影響ということを想像を膨らませてやりたいものだ。

最終的にはこういったルートを歩いた。

ー2日目、ようやくTrail Headへ向かうー

無事雨雲は去っていった
遠くには山が見える

ハイカーの朝は早い()
5時ごろに起きる。
薄らと陽が昇り、素晴らしい景色が見える。
これがホテルの3階から見える景色だ。
もう、何十階だとかそういう高層ビル自慢はやめにしないか?
と、ふと思った次第。
この日私は1400mの山に登る。
東京タワーより高いのだ(ドヤァ)
1000m地点までバスでアクセスして、そこから歩く予定です、すみません。ドヤってすみません。

ちなみにT氏は昨夜大キレットに挑戦すると言って
ロフトベッドのはしごを上がった。

祝 大キレット登頂
チーズバーガー肉2倍

見事な快晴。近くのローソンで朝食。
タンパク質と糖質をたくさん摂っておかないとね!
ここのローソンのおばちゃんがすごく丁寧ですこぶる朝から気分がいい。
ありがとうおばちゃん。もう伊豆大好きだ。

T氏のマットが短くなってる…

朝からずっとふざけている。
根は真面目だが、性根はふざけているのだ。

ハイカー、沼津をゆく。
トレイルパーティーが揃った

沼津駅から伊東駅に戻り、登山口行きのバスに乗る。
前に
再度エネルギー補給だ。
全体的に食べすぎ。

肉まんと、昼食の惣菜パン

2、3日で補給できるようなら、惣菜パンを持って行くことが多い。
昼にお湯を沸かすのが面倒だから。
今回はプロテインバーもたくさん持っていった。
タンパク質が不足すると、とにかく肉が食べたくなる。

ツェルトを渡す

今回はビバークを伴う計画…
なるだけ目立たないよう夜を越したいので、大きめのテントしか持っていなかったトレイルパーティーA氏にツェルトを貸し出すT氏。

「目立たないよう夜を越す」
というのが後々ストレスの一因にはなっていくのだが、現状致し方ない。

禁止されていないからといってやりたい放題やってしまったら、こういった旅がどんどんやりにくくなってしまう。

ーWe arrived TrailHead!!ー

スタート地点に到着。この時11時ごろ。
遺跡のような風景。家族連れのハイカーがいい被写体となってくれた。

伊東駅から約1時間。
天城縦走路入口に到着。

昨日の雨で元気いっぱいの苔
なんだかスベスベの木がある
水が豊富

前日の雨によって、水量が増えていた。
入口から万二郎岳までは渡渉ポイントもあり、バラエティ豊富に楽しく歩ける。

楽しそう
渡渉ポイント。綺麗な水が活き活きと流れる。
前日の雨でぬかるんでいる地面。転んでしまったT氏。膝小僧とトレポが土汚れ

1000mスタートでまずは300mアップ。その後万三郎岳まで100mアップほど。
高尾山のような感覚で登れる。
道は広く、人は高尾山ほど多くはない。
一部前日の雨で地面が緩くなっていたが、よく整備されていた。
好天だったのもあって、万二郎岳までは6組ほどのハイカーがいた。
老若男女色んな人から愛されてる山のようだ。

10名弱ほどいただろうか。万二郎岳のピーク。
こりゃ綺麗だねぇとぼーっと眺めるおじさん
万二郎岳からの眺望。天城高原の先には駿河湾。
新緑が綺麗

万二郎岳から万三郎岳へ。
既に歩いていた人の記事を見ると「ヒルのいない丹沢」と評していたが、雰囲気が確かに似ている。
岩がちなところもあり、アトラクション感覚の登山道もある。
所々置いてあるものに地元の人からの愛を感じる。

続いて万三郎岳
修善寺ハイキングクラブが活動しているようだ
おお、見事なアート石

余談だが
謎の格闘キャラ
万一郎を始めとする
万二郎
万三郎
万四郎
……
という万二郎岳万三郎岳にあやかったキャラが産まれた。
万一郎が父親、
万二郎以下子供たちの壮大な兄弟喧嘩ストーリー。

3人でわちゃわちゃ話していたら、割とキャラが立つ人物像で万七郎まで派生した。
本当に馬鹿な話ばかりしている。

歴史を感じる石碑も
アート石2個目
開放的な登山道
新緑が目に優しい

アート石は2個までしか見つけられなかった。続きはあるのかな?なぜ…モブキャラをチョイスしたのか…3個目4個目と増えるたびにメインキャラに近づくのかな?と話しながら探したが、結局2個までだった。

残念ながらシャクナゲはまだ咲いていなかった。
この辺の木々は風が強いのか、横に太いものが多いかも?といった印象。

元気な木。うん、元気だ。

ここから八丁池に抜けて、旧天城トンネル前の東屋に向かった。
八丁池は天城の瞳の愛称で親しまれているとのこと。
しかしモヤがかかってしまってあまり見えなかった…。

仲良く水汲みしてる
綺麗な水。水量も豊富。こりゃわさび田できるわけだ。
風情がある橋

この先はロードを歩いた。
旧天城トンネルの怖い噂を聞いて、我々3人はビビりんなので写真を撮っていない…
が旧天城トンネル前の東屋は綺麗なトイレもあり、ビバークすることができた。
到着は20時前ごろ。
夕食を食べて、各々ビビィとキルトに潜り込んで野宿とした。

この1日を振り返ると、登り下りが緩やかで、
広く開放的な平坦がちの道を楽しめた。
新緑が綺麗で、ハイキング!これ!ハイキング!!Yeah!!
ってとこだ。うん。

2日目が終了した。

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