メディカルアロマセラピストの具体的な仕事内容

近年、医療現場で導入が進むメディカルアロマセラピーは、従来の薬や手術といった直接的アプローチの西洋医学とは違った、自己の自然治癒能力を高めることを目的とした「代替・補完医療」として注目を集めています。病院や介護施設などでこのメディカルアロマを使った処置を行える有資格者のことを、メディカルアロマセラピストと言います。

そこで今回は、メディカルアロマセラピストに興味がある人に向けて、具体的な仕事内容を紹介していきます。

(1)カウンセリング
患者さんの体調や症状、心の状態などあらゆる方面から聞き込みをします。

(2)アロマブレンディング
植物から精製された精油から症状に合ったものを選び調合し、その人に合わせたオリジナルのアロマを作ります。

(3)施術
症状に合わせた施術を行います。ボディートリートメントやリフレクソロジー、メディカルハーブの処方などを行います。

(4)セルフメディケーションの提案
患者さん自身で行える、セルフケアを提案します。

(5)アフターフォロー
ハーブティーなどを活用しながら、アフターケアを行います。また症状が改善するようにカウンセリングをしながら、今後のプランを立ててアドバイスを行います。

現在、皮膚科・内科・心療内科・レディースクリニックなど、さまざまな医療機関でメディカルアロマが導入されています。そんな状況に注目し、先駆けてメディカルアロマの資格を持っておけば、今後多様な現場で一層必要とされる人材になれるでしょう。