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コレクターのゴール

コレクターという趣味を持つ身としては欲しいものは無限に出てきますが、収納スペースは簡単に広くはなりません。その過程で大切にしていたコレクションを手放さなければならない場合もあるでしょう。

手放すことは難しくても、これ以上買わないというのは手放すよりはハードルが低い事ではないかと考えています。そうした時に収集のゴールを決めておくことは一つの手ではないかと思います。

何かをコレクションしている場合、憧れの品というのは少なからずあると思います。一つでなくても良いので、それをリストアップしてこれが揃ったら満足できるというラインを設定しておくことでそれを達成し、飾るなどしていつも所有欲を満たすことで新しく買う事を避けるという作戦です。

大切なのはしまい込まずに飾る事ではないかと思います。しまい込んで目に触れなければ憧れの品を持っている所有感が失われ、また新しい欲しいものを探してしまうからです。

個人的な印象ですがコレクターには幼い頃強烈にあこがれたものが少なからずあると思います。その当時手に入れられなかったものほど強く物欲を掻き立てられます。もちろん最新の作品に心を揺さぶられてグッズが欲しくなることはありますが、その欲求は幼い頃に憧れたものへの執着よりははるかに弱いはずです。幼い頃の憧れを手に入れて執着を成仏させることがコレクターにおける一つのゴールではないかと思います。

偉そうな事を言って私もそれができている訳ではないのでこれを機に私のゴールも考えてみようと思います。

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