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私にとってのアイドル感

異次元フェスの余韻が冷めやらぬ中、「アイドルマスターを見なければならない」という焦燥感に駆られ、某配信サイトでアイドルマスターを見始めました。
今回はアニメ全25話を見終えた後の感想などを書いていきます。


間違って、間違って、それでも前に進んで行くしかなくて。進み続けた先が孤独だったなら、光の灯らない、真っ暗闇だったなら。
どんな気持ちになるかな。

前を向けるかな。
俯いた時に、声をかけてくれる仲間はそばにいるかな。
手を取ってくれる、仲間はいるかな。
もしその先に光があるのなら。私は──


私にとっての「アイドル」の価値

初めに言うと、

結局自分は、「アイドル」が大好きなんだと思います。

それがどんな形のアイドルであれ、他人に対しての光でありたい、歌でみんなを笑顔にさせたいと思う人をずっと応援していたいって思っちゃうタチなんだと思います。
みんなで高め合いながら、時にぶつかって、すれ違って。でも隣に仲間がいてくれたから、より強くなって、綺麗になって輝ける。そんな「アイドル」をどんな視点であれ見守っていく。そんなアニメや物語が大好きなんだと、そう思いました。

人も色んな壁にぶつかって、立ち止まってしまうこともあります。自分の場合、それは大学受験でした。色んな事の時間を切り取って、目標のために努力を重ねたけど、結果が着いてくることは決まってなくて。挫折を経験して。
「もうダメだ、私はもう」
そう何回も心折れそうになったこともありました。でも、それを救ってくれたのはいつも私のそばにあった「歌」でした。
歌の歌詞は希望に満ちていて、「そんなものが見える訳ない、私は漫画の主人公じゃない」とたまにひねくれたことを考える夜がなかったかと言えば嘘になります。
でも自分の人生の主人公は自分だから。
これは自分が納得しなければならない物語だから。
歩いてきた道には、ちゃんと意味があって。
足跡を辿れば、その先には誰かが待ってる。
新しい道を探せば、新しい景色がある。
そんな「道のり」の輝きを教えてくれたのは、他でもないアイドルたちの歌。

ずっと身近にあって、毎日聞く歌。

たまにふと、涙を流す心打たれるような歌詞に出会うと、その歌詞を大切にするようにその歌を毎日聞いて、覚えて、歌って。
そのうち、自分の悩みがめちゃくちゃちっぽけだったみたいに感じられて、心に羽が生えたみたいに体が軽くなって。

私の人生はそんな感じでした。
アイドルに出会ってから、魅力を感じてから、ずっと私はアイドルのその歌声に、歌う歌詞に、支え続けてきてもらったんだと思います。

アイドルって凄いですね!
夢を与えることも出来れば、夢に進む勇気もくれて、夢に近づけることも出来る。
勇気≒アイドルみたいなものですかね?
自分にとっては本当にもうそのくらいの存在です。欠けることなんて考えられないくらいには僕はもうこのコンテンツに夢中になっている。

恩返しなんて、もう出来ない。
貰った恩が大き過ぎるから。
せいぜい僕に出来ることは、できるだけ多くの歌を聴いて、その歌詞に、歌に魅せられて、その曲を毎日聴くようになって、出来れば会いに現地のライブに行ってブレードを振ったり、声援を届けたりすることくらいです。
最近はSNSでの返信なんかもしてますね。

やれることは全部やる。
推し活なんて日々の努力と全然変わりません。
好きなことを今楽しんでいるか、先にあるかだけの違いです。
夢を叶えることを人は人生の終着点だと思うけど、僕は違うと思ってて。
夢を叶えた先に、自分の目に何が映るかだと思うんです。
高校受験で、目標としていた進学校に入学して、それで意気消沈してしまった僕の人生経験からの訴えみたいなものです。自分に言い聞かせるように今この場に書き記しておきたいと思います。

今の自分に満足してしまえば、そこで成長は止まってしまうから。毎日刺激を求めて外に出てみたり、SNSで他の人の日常を覗いて見たり。
そうやって私の今生きている世界を、進んでいる道を色付けていきたいと、そう思います。

毎日が刺激的。

その傍で、いつも歌っている彼女たちをこれからも全力で応援していけたら。
そして、何かを成し遂げる瞬間を共に見届けられたなら。これ以上の至福はないでしょう。

未来をかたち作るのは、現在の自分だから。
だから、自分のペースで行こう。自分らしく。

新しい未来追いかけながら
私らしい私で
もっともっと DREAM COMES TRUE

CHANGE!!!! / 765PRO ALL STARS

私は私だから

この流れで劇場版も見てしまいました。

劇場版では、夢と未来に対してのフォーカスが感じ取れました。偶然にも私が書いた内容と少し近いことに嬉しさを感じて視聴しました。

まあめっちゃ泣いたんですけど……笑

夢と未来って、近い言葉に見えますよね。
夢は将来に抱く希望、自分の中の理想設定、明るい光のような何かを私たちに感じさせてくれる言葉。未来というのは、いつか起こる先のこと。まだ不確定要素がつまりに詰まって見えないもので、そこに何があるか分からないけど、でも踏み出さずにはいられない。止まることの無い時間の流れに勝手に連れていかれる場所。
似ているようでかなり内面を掘り下げるとイメージがまるで対称的に見えてしまう言葉。

現在(いま)を大切に。

マネージャーがかけた言葉。
今現在は、何もしなくても過ぎていって、やがて過去のことになる。だから、今この瞬間に価値が生まれて、その瞬間がかけがえのないものになっていくと思うのです。

だから、「現在」に全力になれるし、そこに全力になれる人の目は本当に輝いていて、ちょっとまぶしい。

天海春香の時間を考えずに、今できる自分の感じた全力を追いかけている姿に胸を撃たれました。それをみんな分かって行動する姿に本当に感動です。どんな形であれ、自分の納得したエンディングじゃないと認められない。
少し頑固に見えるかもですが、そのくらいでちょうどいいのかもしれません。漫画のリーダーは頑固で、少し抜けてて、みんなに支えられながら、でもふとした時に、「この人を中心に動いている」と思わせてくれるような人じゃないと成り立たないですから。

それに、リーダーとしての自分よりも、天海春香としての自分を優先したところにも覚悟を感じました。普通の人であれば頭がパンクしそうなところをけじめをつけて自分なりの答えを、答えが何であれ持ってくるところは最高に主人公してましたね。それをうまく周りと共有したところにも感動しました。

そう、何であれ自分は自分でしかないから。
ほかのだれかにはなれないから。
だから、自分の問題は自分で解決するしかなくて。
そのためにも「現在」という時間に価値が生まれるのだと、そう思います。

憧れがいます、目標にしている人がいます。
でも、自分は「その人」にはなれないから。
自分が自分に、どの程度納得できて、魅力を感じれるかなんじゃないかと思います。自分に納得すると書くと、さっき言ったことと矛盾が生じるかもしれませんが…
要は自分から見た自分は、どのくらい輝いているか。じゃないですか?

今の現状に満足することはないけれど、今この瞬間を精一杯生きて、楽しむことができているのなら。それはアイドルを通り越して、人として輝いて見えるのだと思います。自分もそんな人に出会ってみたいものです。


さて、初代を全部見終わして次に見るものを調べていると「ミリオンライブ」の主人公の名前がなんと「未来」…
不思議な縁もあるものですね。

次の作品が私に何を感じさせてくれるのか、楽しみにしながら次の作品に移りたいと思います。ありがとうございました。

あ、ちなみに星井美希ちゃん推しになりました

ハニーと呼ばれたい人生だった

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