「すみません」族

なんでもかんでも、第一声が「すみません」からはじめてはいないだろうか。

電車で降りたいとき、人から何かをされたとき(譲られたりエレベーターで待ってくれたり)などだ。

「ありがとう」など別の言葉に置き換えられる場面もありそうだ。
電車で置き換えるとすれば「降ります」だろうか。
「すみません」と同じ意味だが、言葉の効果的には「ごめんなすってー」でも構わないだろう。

申し訳ないことなどを「すみません」と言うわけだが、あまりに使いすぎると謙虚を通り越してしまう気がする。
それだけ何なら気の毒なことや悪いことを相手にした感じが出るということだ。

もちろん、謝る場面での置き換えは不適当だろう。
ただ、可能であれば、「ありがとう」も付け加えることも考えたい。
たとえば、急な予定変更があった場合も「ごめんね〜ありがとね〜」と言えると場の温度が上がると思わないか。

余談の中の余談だが、時折、音で理解して、文字にするときに「すいません」とする人がいる。
「すみません」が適切であるし、口語なのでビジネスシーンのメールなどでは避けたい表現だ。
一応、こういった一般的な見解があることは書き添えておきたい。

今の時代、「すみません」からはじめたくなる気持ちも理解できるが工夫はしたい。

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