葬られたもう1人をそこに

誰しも、もう1人の自分がいるだろう。

よそ行きの行儀の良い自分。
親しい人にしか出さない自分。
特定の輪の中でしか出さない自分。

要領よく、自分を保ったまま、もう1人がいられれば良いだろう。
ただ、あまりに負担が大きいと、葬られたもう1人はどうなるのだろう。
それがシックリくる自分だとしたら。

葬られたもう1人がそこに居られたかもしれない。

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