ちょっと嬉しかったこと

　自分はね、かつて一度だけフラスタを作ってことがあるんですよ。

これなんですけどね

　まあ作った、と言ってもパネルイラスト担当の東のノッポから誘われて始まったので、自分が始動ではなかったのですけども。
　当時のどんな想いを込めたかはリンク先に書いてあるので（とはいっても当時ですら書ききれてない感ある）、そちらを読んでいただければ。

　ざっくりとした説明をすると、Aqoursという船を支える海となり風となる、10人目であり続けます、という意味を込めてます。
　素案から完成系まで、早期に参加してもらった近しい人には何度か案を出したりもしたのですが、基本的に意見が返ってきたりはしなかったので実質イラスト以外はほぼ自分のイメージで出来てます。
　モチーフは上記の通り、「船」です。そしてここに込めた諸々が体現した瞬間が4thライブでした。
　あのライブで初めて姿を現したAqours ship、そしてそれを歓声という風とペンライトによる光の海で後押しするファン。そしてそこで歌われる「MIRAI TICKET」と「WATER BLUE NEW WORLD」。自分たちの進む道を自分たちを応援するファンと共に進む姿をこの目で見て、自分が勝手に思い描いた見たかった景色はここに完成してたんだと、ここから先はある意味では延長戦的な心持ちになっていくのかなと、そう思ったりもしました。
　実際映画もアニメで一つの形となったところの延長戦的な内容だったり、5thも色んなタイプのヲタクが楽しめる構成だったりと、どんどん間口が広がっていくような、そしてそれを見届けていけるすがすがしさがあるような、そんな心持ちでした。

　しかし、そんな感覚を良い意味でぶっ壊すライブが、「ラブライブ！フェス」でした。フェス前日のラジオでりきゃこが「あれを・・・？」とかいう振りがあって、その時は（いやもしかしてまたピアノを・・・？）と思ってそっちのつもりで気持ちを作っていたのですが、当日ステージ上に現れたのはAqours ship、そのものでした。
　周りは虹ヶ咲から入ってまだμ'sもAqoursも見たことない人たちだっていただろうし、もちろんのことμ's以外を認めすらしない人だっていたであろう中、その船でやってくること、つまり「まだ見ぬ航路へ、海や風が大荒れになるかもしれなくても、自分たちは自分たちを信じる人たちと共に進むんだ」というのと、「このAqoursが進む道を、一緒に旅しませんか？」というメッセージを同時に内包しているように感じさせられました。そのことが、自分がメルパルクで初めて見たときや、自分があの時に作ったフラスタに込めた「自分だけは何があっても絶対応援して、絶対みんなに認めさせてやる」っていう気持ちが形になったような、達成されたような、そんなことを想いました。（とはいうものの、初日はそのあとにμ'sちゃんが控えてたから2日目になってようやくそういうところまで考えられるようになったりしたのですが）

　フラスタっていうのは、自分の勝手な感情を勝手に作り上げて、他人の金まで使って勝手にキャストやグループに押し付けてしまうものだっていう意識が自分の心の内側にあって、案を作ってるときだって「これはAqoursのみんなも思っていることなのかな、押し付けにならないかな」ってずっと不安だったし、それまでアニメ1期を何十回と見直してはいたけど、Aqoursを理解しなきゃ絶対相手に届かないと思って改めてまた見直して考え直して、現実的な形に落とし込んでいったし、大して人脈が広いわけでもない上に一人２ｋと他のフラスタよりちょっと高くしてたからお金を受け取るのも怖かったし、その人たちのお金と気持ちを無駄にはできなかったからどうなるか本当に不安でした。
　でも、今の未来に確実につながってるものが1stのあの時期に出来て、それがこうして何度も思い出せるものとなった。みんなが10人目に、共に歩めるようにというのもフラスタには込めていて、その形が「中央のリングで指を合わせられる」というものです。

↑こんな感じにね

本当にあの時にフラスタに参加してくださった皆さん、改めてありがとうございました。今は来なくなってしまった人とか、繋がりが無くなった方もかなりいますが、その瞬間の気持ちは本物であったと思うので、案件あったらいま改めて見に来てね。

　全力で走る人を全力で追いかけて、全力でその場で飛んで声出して笑って泣いて、これからもそんな楽しい時間をAqoursと共に過ごせますように。
　自分から話すことは今あんまりないけど、色々話すことあったら全然考えは言うからどんどんやっていきましょう☺
　これからも、Aqoursの進む道が輝いていますように！
　・・・メルパルクで再び、18人を見たかったなぁ、その機会、待ってます

僕今Bメロで「わかってるー」って言え