私とプリキュアライブと演者さんと。(去年の話)

声優のゆかなさんのアメーバブログや、ツイートを眺めていて思い出したのだが、去年の1月に中野サンプラザで行われたプリキュア15周年ライブから、今日でちょうど1年が経つ。

https://www.marv.jp/special/precure_live/15th/

中野サンプラザは、それまで1度も訪れた事も無く、取り壊しの話が報道された時も特に何の感慨も無く、まさか自分が取り壊し前に足を運ぶ事になるとは夢にも思っていなかった。

当時放映されていた『HUGっと! プリキュア』にどっぷりとハマっていた事もあり、同じくプリキュア好きな以前付き合っていた元彼女と連絡を取り、ライブの応募券が封入されていた『HUGっと!YELL FOR YOU』の新品のCDを、発売日当日になってから必死になって探し、アニメイトでどうにか購入してから、「当たりますように!」と強く念じてからライブに応募した。その甲斐があってか、2人連番のステージにかなり近い座席が当たった。

ライブの応募時には、土曜の夜、そして日曜の昼と夜の部があって、自宅が遠方なので帰る都合を考えると、日曜の昼しか選べなかった。しかし、これが何とも奇遇な事に、同日の夜にキュアブロッサム役の水樹奈々さんのライブがあり、昼間が空いているからという理由から、何と急遽プリキュア15周年ライブにも参戦するというニュースが、チケット申し込みからかなり経過した後に発表された。

ライブは、本当に素晴らしいの一言に尽きた。普段は、一堂に会する事などあり得ない豪華な面々が、これでもかと揃って登場して歌って踊り、他では見る事のできない掛け合いや口上などを、煌びやかなステージ上で披露していかれる・・・まさに夢心地の時間であった。

(セットリストや詳細なライブの模様は、祥太さんのサイトに非常に丁寧にまとめてあるので、そちらを参照にされた方が良いと思う。)


・・・個人的には、吉田仁美さんの歌う『パーティハズカム』で、サビのところの振り付けに合わせて、ポニーテール(?)の縛った髪が一緒に元気よく飛び跳ねていたのが、非常に印象的だった。

あと、余談ながら、宮本佳那子さんが「紫のペンライトが見当たらない!」って、客席を見渡した時に、1人で1階席で紫のペンライトを振っていたのが私だった←www

多分、あの時は本当は「キュアソード!」とか叫んで振っていれば良かったんだろうなと思うが、実際はそこまでの度胸が無くて、アイコンにするぐらい大好きなくまモンの力を借りて、勇気を振り絞って「モン!モン!モン!」って言いながら、紫のペンライトをブンブンと振ったのを覚えている←wwwww


・・・まぁ、そんな話は置いておくとして、個人的に最も書きたかった話が、ゆかなさんの挨拶だ。

演者の方々が1人ずつ挨拶をされ、お話しをされた時に、ゆかなさんは「今、この場に参加されている、1人1人全員に意味がある。お客さんも、スタッフも出演者の方々も、1人1人全員がこの場に居て、初めてこの素敵なライブが完成しているんですよ。」という主旨の発言をされていた。

それを聞いた時は、正直に言ってそこまでその発言にピンと来ていなかったのだが、帰宅した後によくよく振り返って考えてみて、その真意を噛み締めた。

私事だが、今から6年ほど前に大きな交通事故を起こして死にかけた。ちょうど、『Go!プリンセスプリキュア』が放映中で、約半年間入院した後にリハビリして、どうにか社会復帰できた。(プリキュアは友人が録画してくれていたので、退院後に見る事ができた。)

あの時、事故で死んでいたら・・・。

あるいは、あの時、治療やリハビリを諦めていたら・・・。

1年前のプリキュア15周年アニバーサリーライブには、参加できていなかった。

まさに、プリキュアに力をもらって、諦めずに人生を歩んでこれたからこそ、今現在の私がある。


・・・そして比較的最近になってから、ゆかなさんのウィキペディアで、その幼少期の事を知り、あの発言の深さを思い知った。

やはり、初代のプリキュアに選ばれるべくして選ばれ、そしてあの発言があるのだと実感した。

・・・ライブから1年も経ってしまったが、やっとここに想いの丈を記す事ができた。勝手ながら、プリキュアを生み出した方々やそれに関連する方々に、本当に感謝している。

・・・ありがとうございます!






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