中頭方東海道~首里城から勝連城まで
中頭方東海道を知ってますか?
琉球王朝時代、首里城から各所にある番所(今の役所のようなもの)やグスクなどへの移動に使われていた「宿道」の一つです。
首里城から東側のルートで金武町まで続く中頭方東海道。
今回、思い立ったが吉日ということで、途中までではありますが、首里城から勝連城まで歩いてみました。
首里城を上の毛から出て、鳥堀を経由して弁ヶ岳へ。
石嶺を通って西原町に入ったら幸地グスク。
中城村に入ると、すぐに「ハンタ道」と呼ばれる崖の端を歩くような道を歩きます。
中城城跡を持つ中城村は、史跡への力の入れようも大きくて、「歴史の道」としてのルートが石畳で舗装されていて分かりやすいです。
長い長いハンタ道は、琉球大学近くの南坂田原公園から中城城まで続きます。
その途中でいくつかの史跡がありますが、新垣グスク、ペリーの旗立て岩などが割と有名ですね。
階段の上り下りあり、上り坂下り坂ありですが、そこまでハードでは無いと思います。
中城城をハンタ道から行くと、正面ゲートを通らずに裏から入れますが、中城城を見学するなら料金を支払ってからにしましょう。(今回はスルーしました。)
中城城を出たら、北中城村の熱田や和仁屋集落を経由して国道331号線に出て渡口交差点へ。
この辺りから中頭方東海道のルートは定かではありませんが、埋め立て前の旧地図を見ながらルートを決めました。
国道331号線を沖縄市与儀辺りから逸れて、県総を通過して県総ひやごん通りを北上します。
そのまま道なりに進むと、サヨリ公園あたりでアワセベイストリートに出ます。
そこからは通常通りの最短ルートで勝連城まで。
途中で雨が降ることもありましたが、すぐ止んでくれたし、太陽も出てましたが、曇りの時間が多くて歩きやすかったです。
距離にして約30kmですので、がんばれば可能な距離だと思います。
是非一度、チャレンジしてみてくださいね!
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