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ホームレスを見て涙を流したことありますか?

最近ではあまり見かけなくなりましたが、
一昔前、私が小さい頃は、
街に出かけると一人や二人は見かけました。

ホームレスの方とすれ違うことになると、
もの凄い匂いがすることがありますので、
出来れば避けたいと思うもの。

「嫌だな~」

と言う不快な感情が生まれ、
ほとんどの人の顔は
苦虫を噛み潰したような表情になると思います。

しかし、そんなホームレスの方を見た時に
涙が溢れて止まらないという話を聞きました。

見るどころか、考えただけで目を潤ませて、
話しができなくなるほどです。

小さい頃は、たまに家族で街に出かけて、
買い物やご飯を食べるのは
楽しくてしょうがありません。

そんな楽しいお出かけで見かける
ホームレスの人。

「あの人はなんで一人なの?」

「あの人はなんでボロボロの服を着ているの?」

「あの人はなんで臭いの?」

子供ながらに疑問が湧いてきて、
可哀想で可哀想で
涙が止まらなかったそうです。

その少年も社会人になって約30年。

日常の業務に追われる中で、
自分が携わってる仕事に
疑問を持つようになったそうです。

そしてコロナに感染してしまい、
家に何日も籠もるようになると、
さらにいろんな考えが頭に浮かんできます。

「俺はなんでこの仕事をしてるんだろう?」

「もう辞めてしまおうか・・・」

しかし、ふと小さい頃に
ホームレスに感じた記憶が呼び起こされます。

その方が約30年間携わってた仕事の原点は
家賃保証という仕事。

家賃が払えなくなる人というのは、
何かしら問題を抱えています。

そこに寄り添い
多くの人の手助けをしてきています。

大変だけど続けてこれたのは、
小さい頃に抱いた「想い」があったからだと、
家に籠もりながら考えたそうです。

「まだまだやるべきことがある!」

その「想い」を形にしていき、
誰もが安心して、笑顔で暮らせる住みよい社会をめざす。

素晴らしいですね。

あなたの「想い」は何ですか?

仕事や人生に疑問を持つようになったら、
考えてみてください。

自分を動かす原動力が
そこにはあるはずです。

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