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うちなーんちゅ(沖縄の人)にとって忘れてはならない日

うちなーんちゅ(沖縄の人)にとって
忘れてはならない日はいくつかあると思いますが、
まずは

6月23日「慰霊の日」

がありますね。

上皇陛下が

「日本人にとって忘れてはならない4つの日」

の一つとしても挙げられた日です。

ちなみに後の3つはこうなってます。
・8月6日「広島原爆の日」
・8月9日「長崎原爆の日」
・8月15日「終戦記念日」

やはり1945年に終結した第二次世界大戦のことを
忘れてはならないと考えておられるんですね。

沖縄に関して言うともう一つ。

5月15日「沖縄本土復帰記念日」

も忘れてはならない日の一つでしょう。

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戦後27年間、
沖縄はアメリカの統治下にありました。

「10年ひと昔」というくらいなので、
約30年というのはとても長い年月です。

アメリカ統治下の中で暮らしていた
うちなーんちゅはどういう気持ちだったのか?

私の両親は1940年前半に生まれてるので、
アメリカ統治下の沖縄で
幼少期を含めて約30年暮らしてきています。

話しを聞いてて感じるのは、
アメリカとか日本とか特に意識することなく、
普通に日常生活を送ってきたということ。

よく言うと「全てを受け入れている」

悪く言えば「何も考えてない」

うちなーんちゅの殆どはそのような感じだと思います。
(単なる私の想像です。)

問題意識が低いと言われればそうかも知れませんが、
自分の置かれた環境や境遇を受け入れて、
そこから幸せを感じる能力も必要だと思います。

「だから沖縄は・・・」

と言われそうですが・・・。(^^;

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さて、話を復帰記念日に戻します。

1972年5月15日に本土復帰を果たした沖縄ですが、
それまでの30年間のアメリカ世から、
世の中がガラっと変わるわけではありません。

人々の気持ちもそうですし、
様々な制度や経済、米軍基地問題など、
元に戻るには長い年月がかかります。

本土復帰から今年で49年になりますが、
まだ元通りというわけではありません。

アメリカ世は27年でしたので、
約2倍の年月を経てますが、
これからも問題は尽きないでしょう。

27年アメリカだった沖縄は、
もはや元の沖縄ではありません。

例えは違うかも知れませんが、
先日鎖骨骨折したところがくっ付きかけてますが、
完全に元の状態には戻りません。
(少し変形してますが、支障はありませんよ。(^^)

変化した沖縄を受け入れて、
そこから前を向いて、
今後の沖縄を創っていきたいですね。

最後に、、、

全く関係ありませんが、
5月15日は息子の誕生日でもあります。(^^

それもあって「忘れてはならない日」というか、
「忘れない日」なのでした。

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