定番PT紹介④【Gサイズ】冥界呪文パ
世間はDQM3で賑わっているところ、しれっと記事を更新しますw
今回は定番というにはオンライン他国で見かけることは少ないが、Gサイズパーティを使う際には黒霧+超隼斬りと並んで主流の戦法となる冥界の霧+呪文を紹介。
構築概要
全ての回復をダメージに反転し、蘇生を無効化する冥界の霧。
それはつまり相手の耐性が例え吸収であってもダメージを与えることができることから呪文攻撃と相性がよい。
さらに自動MP回復や自動HP回復での回復に依存しているモンスターを自滅させられたり、ほとんどの耐性が吸収であるメタル系に滅法強いことなど多くの強みがある。
またS4体パーティの多くには回復役が組み込まれており、それらを封じられる点からもS4体パーティにも強い。
モンスターの選択肢は色々あり、それぞれ一長一短ではある。
まずは軸となるGサイズを決めるのだが、呪文は(会心を除くと)999ダメージが上限であるため、何よりも手数が重要になってくる。
そのため最大3回行動が出来てかつ賢さのステータスも高いモンスターを選びたい。
他にもモンスターの選択肢はあると思うが、今回はそれぞれ火力、バランス、呪文メタの観点から下記の3体のモンスターを個人的にはオススメする。
・ガーディス(火力)
いきなりインテ、呪文会心でやすい、さらにイオ系のコツまで持つテリワンSP最強の呪文アタッカー。
会心によりカンスト(999)オーバーのダメージを連発する破壊力たるや凄まじい。
ただし素早さが遅いことがネックなのと、呪文一辺倒なことから下の2体に比べてつねにマホカンタがより厳しい。
・スライダークロボ(バランス)
いきなり冥界の霧を持ち、カウンターで追撃したり、超隼斬りをしてきたモンスターをビリビリボディで痺れさせたり、魔神攻撃で攻撃したりと呪文に依存しない勝ち筋を持つ。
そのため対呪文性能が高いパーティ相手にもどうにかなってしまうこともある。
MPが低いためガス欠に陥りやすいのと、賢さがそこまで高くないことから呪文の火力が足りないことがあるのが欠点。
・ヒヒュドラード(呪文メタ)
高い賢さと呪文会心でやすいを持つことから呪文適性が高い。
さらにつねにマホカンタを持つため、相手にこちらの呪文を相殺されづらく、同じ呪文パーティ相手に対しても強いのが特長。
素早さ&HPが低いことからGサイズの超隼斬りで処されやすかったり、特性の自動MP回復が冥界の霧と相性が悪いことが欠点。
そして相方となるSサイズにはGサイズよりも先に動いて冥界の霧を展開する(または霧を取り返す)ことと、呪文攻撃の弊害となる身代わりをいてつくはどうで解除することの2点が求められる。
そのため最大2回行動が出来るモンスターであることと、さらにそれらの特技を確実に行うための行動保証を持つモンスター(耐久や異常耐性が高いモンスター)が望ましい。
以上を踏まえると
・やたがらす
いきなり冥界の霧と亡者の執念を持ち、ボーナス特性を行動回数アップにすればAI1〜2回行動で複数回行動可能。
行動回数が不安定だが、亡者の執念と高い異常耐性により行動保証があるのが偉い。
・フォロボス
AI2回行動を持ちさらに異常耐性が高いため、状態異常で止められづらい。
耐久もブオーンで十分にカバー出来る。
素早さが遅いため行動順アップでの採用が必須。
・ムドー
AI2〜3回行動を持っているため、冥界の霧+いてつくはどう+αを行える。
異常耐性もマインド耐性は無効まで上げられる。
ただし眠り耐性や耐久が低いため、早いモンスターの超甘い息や超隼斬りで倒されてしまうのが欠点。
素早さが低いためフォロボス同様に行動順アップでの採用が必須。
・ギュメイ将軍
AI2回行動を持ち、さらに亡者の執念で行動保証がある。雑に攻撃させても強い。
ただし状態異常で止まってしまうのが難点。
ここらへんが候補になってくる。
上記モンスターのやや劣化気味ではあるが、その他リーズレットやエルギオス、プロトキラーなども一応候補にはなりそう。
今回はサンプルパーティとして、筆者も愛用しているスライダークロボ軸とヒヒュドラード軸の2つのパーティを紹介。
スライダークロボ軸
スライダークロボ
系図:スライム系(最終同種配合)
ボーナス特性:全ガードブレイク
スキル:闇竜シャムダ/闇の王ヴラート/最強イオ&バギ/ベタンガード/守備力アップSP
口伝:閃光と守の奥義3
武器:光の杖
作戦:せんりょくうばえ
AI:◎冥界の霧/ジゴフラッシュ
◯イオグランデ/バギムーチョ/トルネード/ジゴスパーク/ドルマドン/しゃくねつ/かがやく息/じごくの踊り
いきなり冥界の霧要員 兼 呪文アタッカー。
本当は行動回数アップでAI3回行動まで行動回数を上げたいところだが、スライダークロボは攻撃力守備力素早さ含めて全てのステータスが重要になるため、ステータスが下がってしまう行動回数アップは採用しづらい。
そのためボーナス特性は全ガードブレイクで採用している。
スキル面は、冥界の霧を習得でき、Wキラーと耐性が低いドルマ耐性を激減まで持っていける闇竜シャムダと闇の王ヴラートは確定。
そこに特性のビリビリボディと高い守備力を活かせる守備力アップSP、
さらにベタン耐性やMPの低さと全ガードブレイクの消費MPアップのデメリットを補えるベタンガード、さらに攻撃呪文を習得しながら、耐性の低いイオ系&バギ系の耐性を上げられる最強イオ&バギを採用し、呪文の撃ち合いにも強くした。
高い素早さでジゴフラッシュを先に当ててしまえば同じく高い守備力と合わせて超隼斬りも怖くなくなる。
この手のモンスターに必須のブオーン(HPバブル)は、素早さや攻撃力(特性カウンターや魔神攻撃)が下がってしまうため不採用。
ブオーンでHPを上げられない分は耐性重視のスキル構成にすることでカバーしている。
恐らくはこれがスライダークロボの結論的スキル構成。
ただしHP&踊り封じ耐性が高くないことから、じごくの踊りに弱いのが欠点ではある。
フォロボス
系図:ドラゴン系
ボーナス特性:行動順アップ
スキル:ブオーン/魔戦車ダビド/真魔王ザラーム
口伝:閃光と命の奥義3
武器:光の杖
作戦:せんりょくうばえ
AI:◎冥界の霧/いてつくはどう/ジゴフラッシュ
◯イオグランデ/メラゾーマ/ドルマドン/ベタン/グランドクロス/かがやく息/がんせきおとし/ギガマホトラ
スライダークロボより先に行動出来るように行動順アップで採用。
ブオーンで耐久を上げて、いてつくはどうと冥界の霧を習得させながらマインド&眠り耐性を無効まで上げている。
あまり素早さが高すぎるモンスターだとせっかく霧を展開してもスライダークロボの行動前に相手に霧を書き換えられてしまう可能性があることから、低い素早さ+行動順アップという一見矛盾した組み合わせが実はスライダークロボとは好相性。
スキルにブオーンを採用することによりHP2500以上になるため、素の耐久面も申し分ない。
マヒ耐性が高くないことが弱点。
口伝には超隼斬りを意識してジゴフラッシュを選択した。
ヒヒュドラード軸
ヒヒュドラード
系図:???系(最終同種配合)
ボーナス特性:全ガードブレイク
スキル:ブオーン/闇竜シャムダ/闇の王ヴラート/グランスペルSP/かしこさアップSP
口伝:閃光と賢の奥義3
武器:光の杖
作戦:せんりょくうばえ
AI:◎冥界の霧/ジゴフラッシュ/イオグランデ
◯バギムーチョ/メラガイヤー/ドルマドン/ギラグレイド/マヒャデドス/ジゴデイン/ベタン/ジゴスパーク/しゃくねつ/かがやく息/がんせきおとし/トルネード/じごくの踊り
呪文に強い呪文アタッカー。
こちらも本当は行動回数アップでAI3回行動にするのが理想だったが、MPや相手のGサイズの超隼斬り+αへの耐久を考えるとこれ以上ステータスを下げれなかった。
そのためこちらも全ガードブレイクでの採用。
賢さが高いことや呪文会心でやすいを持つことから呪文による単純な火力はスライダークロボよりもかなり上。
スキルに関しては特に言うことはなく、ガーディスなどの呪文系Gサイズの定番のスキル構成。
その上でつねにマホカンタによってガーディスや前述のスライダークロボなどの同じ呪文系Gサイズに強いのが特長。
ただし素早さ&HPが低いことから、ガーディスやスライダークロボと比較してGサイズの超隼斬りに弱い(ジゴフラッシュを当てる前に先に動かれて超隼斬り+αで倒されがち)。
やたがらす
系図:ドラゴン系
ボーナス特性:行動回数アップ
スキル:魔戦士ヴェーラ/真魔王ザラーム/魔戦車ダビド
口伝:閃光と命の奥義3
武器:光の杖
作戦:せんりょくうばえ
AI:◎冥界の霧/いてつくはどう
◯ジゴフラッシュ/獣王げきれつしょう/かがやく息/じごくの踊り
いきなり冥界の霧要員。
スキルは冥界の霧、いてつくはどう、じごくの踊りを習得させて、かつ眠り耐性を無効&マインド耐性を上げた構成。
亡者の執念と高い異常耐性で行動保証を持ち、さらに亡者の執念でSサイズの攻撃をまとめて受けたり、亡者の執念発動後のじごくの踊りで(踊り封じ耐性が無効ではない)Gサイズに致命傷を与えることもできる。
冥界の霧を撒くという観点からもちょうどいい素早さ(ヒヒュドラードより素早さが高く、それでいて高すぎない)を持っている。
じごくの踊りの火力を上げるために口伝は命の奥義を選択。
ちなみにAI設定は適当なので悪しからず。
(とはいえ呪文パーティのAI設定の最適解は相手パーティにより変わるため、どちらにせよ極論は相手パーティによって変えるしかないのだが。。。)
モンスターの組み合わせは上記以外にも様々考えられるが、あちらを立てればこちらが立たずといったところで、つまるところ結論というのは存在しない。
Gサイズのモンスターに確定マヌーサ効果のあるジゴフラッシュを当てられないとそのまま超隼斬りで押されてしまったり、手動霧を使うことからゼロのしょうげき、スキル枠の関係で踊り封じ耐性を無効まで上げられないことからじごくの踊りという分かりやすい弱点があること。
そして何よりも呪文パーティの宿命として『つねにマホカンタ』という最大の障壁が存在する。
ただし上記以外にはかなり強いため、新しいパーティをつくる際にはぜひ対策しておきたいアーキタイプの1つである。
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