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ATEEZじゃない推しができた話。

ATEEZを知ってから「ロールモデル」と云う言葉をよく見かけるようになりました。憧れとか、目標にしている先輩を公表するシステムはちょっとおもしろいなと思います。

サンくんのロールモデルはEXOのカイ氏とのことで、いくつかサンくんがダンスを真似ている動画がありました。じゃあ本家をちょっと見てみようと思ってカイ氏が真っ赤なスーツを着ている「LoveShot」を拝見。これはちょっと、サンくんにはまだまだ遠くに置いておいて欲しいセクシーさじゃないですか。(サンくんにはまだもう少し少年で居て欲しい。。。ブルノリヤでだいぶ露出したけどさ。。。) 振り付けのセクシーさを最大限に発揮するフィジカルの強さがエグい。しなやかな胸のウェーブがめちゃくちゃ綺麗。どれだけ動いても全くブレない下半身、無駄なく正解のポジションを的確に突く上半身、その上で表情をつけてくる余裕。これはとんでもないな、と脱帽しました。サンくんの進む道の先にこんな凄い人が居て、充分がんばっているサンくんだけどまだまだ登るべきステップがたくさんあるんだ、とちょっとショックでもありました。でもサンくんなら、ATEEZなら、その目標に向かって走って行けると思うし、夢を叶えることができると思うし、その姿を見るために応援したいとも思いました。

そしてカイ氏の動画をいろいろ検索した結果「obsession」にたどり着いた衝撃。

これはなんだろうか。一切無駄のないアンドロイドのようなボディ。プログラムでコントロールされているような全身のなめらかな動き。たまたま一緒に見ていた夫が、フィギュアスケートの羽生くんのようだね、と言っててなるほどと思いました。羽生くんの、全ての動きが繋がって流れているような滑り。大きなジャンプをする前ですらほとんど予備動作なしでフワッと浮いて、降りてからもそのまま次の動きに繋がっていくなめらかさ。たしかにカイ氏のダンスに通じるところがあります。めちゃくちゃかっこよくて、しばらくの間取り憑かれたかのようにobsessionばかりエンドレスに見ていました。最高にソリッドな衣装がまたカイ氏によく似合ってて素晴らしい。そりゃ3色作っちゃうよね。

そこからの流れで次に見たのがソロの「Mmmh」と「FILM:KAI」

ハイセンスに遊び尽くしているファッションがやばい。これ、スタイリストさんやりたい放題できて楽しかっただろうなぁ。全てを着こなしてフィットさせてしまうモデルとしてのカイ氏のポテンシャルも素晴らしい。個人的にはサイバーカウボーイみたいなスタイルがお気に入りです。あと、この撮影のビハインドで撮影直前にパンプアップしてるシーンがあって、プロだなぁってときめきました。

しかし、1枚のミニアルバムに対するヴィジュアルの作り込み方(&予算のかけ方)が凄まじくて驚く。これが業界最大手事務所のトップクラスのアーティストか。。。とかなり圧倒されていたところでたまたま、バラエティ番組?に出て日常の姿を披露している動画がおすすめにあがってきたのでチラ見。

言葉は全然わからないけど、これは推せる、、、ギャップ萌えでぶっ倒れますね。。。ハイクラスなお部屋、モサモサの寝起きのまま牛乳(?)飲んで干し芋をかじる姿、ウサギを可愛いってときめいてるカイ氏が可愛すぎる。しゃべり方もめっちゃかわいい。これ、あのobsession踊ってたヒトだよね???ステージの上に全てを捧げる能力極振りなタイプ、大好きです。

すっかりカイ氏の虜になってしまってyoutubeで動画を見漁っていたのですが、ファンの方のまとめ動画を見ていたときに髪をくくっているカイ氏を発見して、それがまぁかっこよくて!KPOPに詳しいお友達に連絡をしてこのカイ氏はどの活動の時のか聞いてみるとSuperMだと思うとのこと。人気グループのセンターを集めたドリームチームみたいなユニットってのは聞いたことがあって、たしかATEEZ目当てで買った雑誌にも載ってたのでなんとなくはわかる程度の知識でMVを見てみました。まだMVの数がそんなに無かったのですぐに発見。

「Jopping」のヘリに乗ってるシーンのカイ氏!と云うか、どのシーンもかっこいいのですけど。EXOでの瞬間移動の設定を生かしてるのが好きです。

カイ氏を知ってEXO、ソロと見てきた中でSuperMが一番EDM色が強くて音楽的に聴きやすいのであっという間に好きになりました。MVも一通り見て、ビハインドを見ていたときです。

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え?こんなかっこいいヒト居たっけ???このシーン、背中から写ってたのですが、トップスの脇の空き具合からカイ氏かな?と思えど髪が違うし、正面にカメラが回ってみたらすごくいい腕の筋肉とタトゥーでとりあえず一時停止。ATEEZを好きになったときもサンくんに集中していてしばらくの間全くソンファはじめ他のメンバーが目に入ってなかったのと同様、SuperMもカイ氏以外全く視界に入っていなかったのでほんとに誰かわからない。たまたま買ってた雑誌にメンバー紹介が載ってたので答え合わせをするようにして辿り着いたのがテンくんでした。テンくん、ヘアスタイルとカラーで雰囲気がすごく変わるので雑誌の写真ともかなりイメージが違っていたので消去法で特定しました。

取り急ぎ、それまで見ていたSuperMのMVをテンくんにフォーカスして見直してみることに。カイ氏の無駄のないストイックなスタイルとはまた違う、艶のあるしなやかで色気の強いダンスがとても綺麗。カイ氏はわたしの中では金属的なイメージなのです。obsessionの衣装でお目見えする腹筋はマーブルコートの絶対に焦げ付かないフライパンみたいだなぁって思うし、Mmmhのウェイブはターミネーターの液体金属みたいで、隙が無くて何にでもフィットする柔らかさがありながら本質は硬くて揺らぎがなくてどこか少し冷たいイメージ。一方、テンくんのダンスを見て感じたのは観賞魚のベタ。水の中でゆらゆらと気まぐれに泳ぎながらしなやかに尾びれをなびかせる美しさ。綺麗なのだけど他の魚と一緒にすると攻撃するような危うさもちょっとテンくんからは感じます。MVを一通り見直したところで、テンくんがSuperMのパフォーマンスビデオの最初のダンサーだったことにようやく気がつきました。

見ていたはずなのに完全にノーマーク。。。芸術性の強い舞踏的な、綺麗なダンスをする人だなーとは思ったけど、カイ氏の登場を待ちわびてたので。。。改めてみてみると、最初にT・E・Nって自分の名前のポージングしているのですね。「E」の妖艶なポーズと「N」の芸術的なポーズが非常に美しい。ナチュラルに美しいポーズをキープできる人、ほんの一瞬の動きでも指先、足先の開き方や伸ばし方が美しい人がとても好きなのでテンくんは百点満点です。

余談ですが、サンくんも指先までのポーズが大変美しくて惚れ惚れすることが多々あるのですが、わたしのお気に入りは「Promise」の「No one take you down」からの流れの手の振りと、「Don't worry I'll be there」で腕を広げたポーズからの指をなめらかに折りながらたたんでいく動きの美しさが好きです。↓この動画の00:54~01:14のあたりです。

更なる余談としては、この「Don't worry I'll be there」の振りで広げた腕のたたみ方がメンバーそれぞれ手や指の動きに個性が出ていてちょっとおもしろいです。ソンファも指先まで綺麗なタイプでほんとに目の保養になる。。。

だいぶ話がそれましたが、テンくんに戻ります。テンくんの活動を追うのはなかなか難儀でした。WayVには必ず居るけれども、NCTだとどの曲に参加しているのか居ないのかわかりにくくて、と言うか、未だにフワッとしか掴んで居なくてお勉強中です。ひとまずSuperMとWayVのMVを見て、それから見たのがWayVのwinwinくんと踊った「lovely」でした。

これはもう、こんなダンスを踊られてしまったら、好きになりすぎてしまうじゃないですか。そもそもの題材の良さ、2人のダンスの相性の良さは勿論あって、その上でテンくんの溢れるような濃密な愛の気配、足先、指先までに感情を乗せる繊細な表現、丁寧になめした革の鞭のようなしなやかさと鋭さ、力強さ。テンくんの持つ身体能力の素晴らしさと創造性、表現力、全ての良さが100%以上に発揮されていて、ひとつのアート作品としてものすごい完成度だと思います。アイドルって何だろう?これはアイドルという属性に置いておいていいものなのか?思考が混乱するほどに良くて感服いたしました。これはもう、推さざるを得ない。好きすぎる。

こうして、ATEEZ以外好きになる余裕なんて無いよーとか言ってたはずが、あっという間に推しが2人も増えてしまったのでした。沼の入り口があっちこっちに開いていてウェルカムしてるし、横穴も多くてどんどん広がっていくの、ほんとKPOPこわい。めっちゃたのしい。

カイ氏とテンくんについても書きたいことがいっぱいあるので、と言うか、この記事を書くに当たってこれでもかなりセーブしてまとめたので、この先もいっぱい好きの気持ちを文字にぶつけていきます。書きたいことがありすぎる!

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