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骸

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本

運営しているクリエイター: らいむ

何にも囚われず
何かに言われることもなく
僕は孤独を選ぶ
それが僕自身の望んでいることだから

1年前

毒が　まわる
針は　抜かれた
後は　朽ちていく
腐っていくのを待つだけ

1年前

僕がどこで何をしていようと　誰も咎めない
ただ　信用を失っていくだけ
ただ　生きる居場所を失っていくだけ
ただ　死ぬだけ
代わる代わるする自分の心だからこそ
自分自身すらも信用できない
本当の　孤独

1年前

思想を極めた結果
理性で思想で　肉体を世話するような感覚
それでいて意識は無意識の中に葬られ
この肉体なしでは　この世には生きられない
現世に生きる以上
一生涯　思想は肉体に囚われ続ける
自由には　なれない

1年前

僕は　孤独でいたい
そう　言うのも　強がりで
何のために　って
でも僕は　この世界で
孤独な人間の拠り所でありたくて
闇の美しさで　ありたくて
幸せに　なりたくない
何も　いらない

1年前

消える　痛い　揺れる　落ちる
飛ぶ　歩く　落ちる　死ぬ
死ぬ　落ちる　沈む　歪む
落ちる　死ね　消えろ　落ちろ
うるさい　うるさい　うるさい　黙れ
黙れ　うるさい　うるさい　消えろ

1年前

いまは　いたいからしらないふりをしてこのままゆめを　むそうを　みていたいしらない　うるさい　うるさいうるさいうるさい　だまれ

全ての人間は分かり合えるのだと
友好的に関われるのだと
そう　思い込んでいたけれど
どうしようもない違いは存在するのではないかと
理想を極め　求めすぎていたのではないかと
そう思うようになった
期待はしなくなった

1年前

社会には ”僕” は必要ないことを知っている
社会にはどんな人間が必要かって　知っている
それでも僕は抗い続けるのか
恐れ続ける勇気があるか

1年前

1

思い出すと
どうしようも出来ないほどの感情が湧き上がってくる

悔しい　悔しかったんだ
何も出来ない自分が
　　平伏す自分の姿が　忘れられなくて
痛い　悔しい　苦しい

1年前

僕は　僕を殺すことで
　　　平穏を保ってきた

でも　僕は
僕が　僕であることで
僕にしか出来ないことをしたい
君を幸せにしたい
それは
”僕”にしか出来ないことだと　そう思ったから
あの時から

1年前

もう終わりなんだってこと

シンデレラタイムは
終わり

1年前

自由は
思うほど開放的なものでもない
それは
どこか空虚で　孤独
けれど
苦しくはない　嫌な感じではない　孤独
ただ　輝かしいものではない　ということは確か
流れる日々が　そこにある
それだけ
花々を眺め　情緒をかき乱している　だけ

1年前