いち女子大生が考える女性差別について
普段まとめサイトの徘徊とゲームと漫画をひたすら貪り、ひたすらしょうもないこと妄想するのが趣味で基本ドインドアな私ですが、
たまーーーーーーーに外に出て飲み会に参加すると、就活を経てこれから社会人になる友達と会話することがあります
下衆な話からまぁまじめな話と色々話すんですが、(女子会はだいたい下ネタです)そこで最近よくでるのが女性差別についてなんですよね
「会社はいったら女性差別されるのかなー」
「絶対女性差別とかあるやんー」
「そんなんあるし仕方ないからもうその中で生きていくしかないんや…」
「ほんま女性差別なんてありえへん!」
色々な意見がありました。
なんなんでしょうね。
でもね、だいたい話を聞くと、例え女性差別が会社であったとしても、それに抗おうとしようとする女の子ってあんまりいない気がしたんですよね。
もうみんな半ばあきらめてるというか、
そこで女性差別があっても、それを受け入れて生きていくしかないって女の子が多いんです。(私の周りだけならすいまそん)
なんでなんでしょうね。
日本である差別っていうのは例えば女性だから若い年齢で無理やり結婚されるとか、女性というだけで非人道的な行為をされるとかそういう差別ではなく、性差からくる人々の生活の中にある差別なんですよね。
どの国にも特にアジアでは女性と男性で職業分離されてることは多いと思います。だから例えば女性は後ろにいて、家事をして、それで男性は前にでて、どしっと構えるだけでというのは日本だけではなく世界共通の生物学的な、伝統的な価値観なのかなと思います。
だけど、まだまだ経験の乏しい大学生の私が感じるのは、日本社会の女性差別は可愛い至上主義からくるKAWAII差別だなと思うんです。
女性に対して可愛さ、若さを求める男性が圧倒的に多いんですよね。男性が女性に対して強さとか、自立っていうのをあまり求めていなくて、
男の人がマジック見せるたびに女の子が「すごーい♡♡」とおだてたり、
可愛いしぐさ見せたり、’女の子らしい弱さ’だったり、
たとえば中年のおじさんが若い子に可愛さ求めたり、その需要がハンパなかったり、
そういうことが求められ、もてはやされる社会の中で、やっぱり生きていくには可愛くなるしかなくて、女の子はみんなそれをもう理解してるんですよね
可愛い至上主義の中では上目遣いで華奢で当たりあさわりがよくて、男性上司に従順な女の子が職場ではうまいことやっていけるんじゃないかって、社会の先輩方を見るとそう認識してしまうんですよね
逆にそれに抗うとしんどくて、生きづらいということも分かるし、受け入れるほうが楽なのもわかる。可愛さ至上主義の中で、エグザイルの中に一人井上陽水が混ざってるような、そんな環境はしんどいじゃないですか。(井上陽水好きです)
可愛さがいかに重要かを様々から叩き込まれた若い女子はもうその戦い方でしか手法が分からなくなってしまうです、で、そうなると、もうその需要の中から抜け出すことも難しくなるんだなと。
子供産んだり、そういうことに関して女性って強いですね、っていうんじゃなくて、可愛さに身を任してしまうのじゃなくて、そこから脱却した女性の強さを身に着けていかない限り、根本的な日常的な女性差別って緩和されないのじゃないかなと思うこのごろです。
男性も女性から可愛さを搾取しようとする、その需要に女性も答えなくちゃという意識、圧力、、男性が求めるから悪いとかそういうのではなく、社会全体がこれらの雰囲気を出すこと、それに同調してしまう女性、せざるおえない女性、それらの構造が成立してしまうから日常的な性差別が永遠と続くのでしょうね
何をもって性差別かとか、逆差別だってあるという意見もありますが、女性に対しても、男性に対しても、可愛い至上主義から脱却することから重要なのかなぁと。。
当たり前なことなのかもしれないけど、脱却することから諦める女性がこれ以上増えませんように……
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