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少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#4 Climaxを観た話

・前置き


2/26日に少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#4 Climaxを見たんだけどあまりの衝撃とキラめきで脳の感情がバグりそうなので感想を書く。

少女☆歌劇 レヴュースタァライトとは
詳しい事は省くけど舞台とアニメとゲームを中心にしたメディアミックス作品で今回見たのはThe LIVEという舞台いわゆるミュージカル作品の4作目である(外伝や再演も含めると9本目位)
このレヴュースタァライトのアニメ版は作りが凄まじくて
初見で魂を奪われる位の衝撃を受けたのである。
今では人生のアニメのベスト10に入れるくらいお気に入りの作品だ。見る機会があればTV版と劇場版セットで見て欲しい。

・会場


前置きはここまでにして、場所は池袋の東京建物ブリリアホールって場所で池袋駅東のすぐ近くにある劇場だ。劇場内は割りと広く1階席、2階席、3階席とあった、今回の舞台は4種のチケットがあり最前列+グッズ付きの超スタァライトシート(約3万円)と前列+グッズ付きのスタァライトシート(約2万円)と一般席1階後方+2階席(約1万)と3階席(約7500円)だ。

今回はスタァライトシートで抽選に参加し無事日曜日にチケットが取れた。ちなみに超スタァライトシートにしなかったのは主に予算の都合やけどあんまり前すぎると舞台全体が見えなくて良くわからなくなりそうだった。
余談だが近くのゲーマーズミクサ池袋で戯曲スタァライトで使われてた衣装と愛城華恋役の小山百代さんのサイン入りポスターと舞台鑑賞者用の寄せ書きコーナー等があった。

#2で使われた戯曲スタァライトの衣装
小山百代さんのサインポスター

・舞台の話

簡単に感想を言うともうめちゃくちゃ面白かったし尊かったし可愛いしカッコよかったしキラめいてた!
今回はレヴュースタァライトの舞台を実際に見るのは初めてで(朗読劇とかオーケストラコンサートには行ってたけど)ものすごく楽しみにしてたのもあって期待値が高めだったんだけど期待値を遥かに超えるお芝居だったのでオグレッシブも目から洪水警報が出るくらいグッときましたよ。
配信やブルーレイで見る舞台と生で見る舞台の迫力の違いを体感できたのは凄く良かったと思う!
今回座席が11列目、左側通路寄りだったんだけど中々良い席で役者の顔も見えるし舞台全体が見渡せるので内心メッチャよっしゃ!ってなったし舞台が始まった後にウルトラ当たり席だったのを凄く実感した。

今回はお話としては主人公達が通う聖翔音楽学園の卒業式の数か月前からスタートする劇場版スタァライトに近い時間軸のお話で(星見純那役の佐藤日向さん曰く舞台スタァライトとアニメ版スタァライトは繋がっておらずパラレルワールドの関係)
劇場版と同じく神楽ひかりが自主退学したところから話がスタートする。
今回の舞台で思ったのはまずキャラクターが過去の舞台から精神的にも
肉体面的にも成長しててすごくおおってなった。特に大場ななと愛城華恋
の成長が凄まじくて、大場ななは友人からの相談をしっかり受け止めてかつ悪かった所をちゃんと諭す立派な人になってたのが印象深い、なおかつ可愛い!(私服のコート姿とか)
舞台中盤の海外渡航組の歌とダンスはめちゃめちゃ可愛いのでお金がある人は配信(2023年3月12日まで)か後々出るであろうブルーレイを手に入れて見て欲しい!
話を変えて今回は舞台装置が凄く派手でかなりの予算を投入したんだなと思った、途中歌のパートで宝塚風の背景が上から降りてきたりと最初の舞台と比べても大分違いを感じた。あと演者さん達の殺陣のカッコよさ!
初期の#1の辺りやとまだちょっと初々しい感じやったんやけど今回は演者さん達もすごくこなれていてガンガン派手な動きをしてくれたのが良かった!
凄いと思ったのは天堂真矢役の富田麻帆さんの動きで構えを取る時めちゃめちゃ腰が入ったポーズで武器を構えるし、ぐるぐる転がりながら殺陣をこなしたりしててとにかく派手だった印象
あと露崎まひる役の岩田陽葵さんのバトントワリングみたいにメイスを空中に放り投げてキャッチする動きも見れて良かった!殺陣のシーンは登場人物が多いので1回で全体を見るのは正直不可能なのでまた配信で見直したいと思う。

・愛城華恋はめちゃめちゃカッコ良かった

今回の愛城華恋もちろん主人公なので彼女を中心に話に進むんだけど
劇場版とは違う形のアプローチで愛城華恋というキャラを掘り下げられており、劇場版の愛城華恋は主人公というよりは舞台装置としての趣が強かったんだけど今回はめちゃめちゃ主人公しててカッコいい!
勝手に居なくなった神楽ひかりに怒りが芽生えるけどそれでも大好きな友達だから大嫌いとは言わない所とか、自分の思いを押し通すために皆とは違う道を選んでそれを責められてもただ頷いて自分を押し通していく所とか、神楽ひかりを追いかけてイギリスに単身向かうところとかは行動力の化身やと思った、それでもやっぱり愛城華恋なのでイギリスには着いたものの英語が出来なくて行き倒れかけてちょっとアホの娘要素が有ったりしていつもの愛城華恋の要素を残しつつめちゃめちゃカッコいいキャラに仕上がってたのが良かったと思うし、愛城華恋役の小山百代さんがめちゃめちゃ良い演技をしてくれていて歌がCD音源より低めでドスのきいたボイスで歌っててめちゃめちゃカッコよくなってるし、レヴューシーン(いわゆる戦闘パート)でもカッコいいし凄く印象に残る演技をしてくれたので演者さんみんな良かったけど
MVPはマジで小山百代さんやと思う。大げさかもしれんけど愛城華恋にそこまで愛着持ってなくても#4を見たら愛城華恋のファンになる位には強烈な印象を残したと思った。

これ以上込み入った感想を書くとネタバレも入るので今回はこの辺で

・ライブパートの話

スタァライトの舞台は前半のミュージカルパートとは別に演者さんが歌って踊るライブパートがある。
1曲目はアニメのレヴュースタァライト主題歌の星のダイアローグでいつものイントロが流れてるけど舞台に立ってる面子がいつもと違うなーと思ってたら椎名へきるさんが歌い始めてめちゃめちゃびっくりした!
椎名へきるさんといえばツインビーとかレイアースのイメージで自分より何個か上の世代の時にめちゃめちゃ活躍した声優さんなのでまさかスタァライトで歌ってくれるとは正直思ってなかったので度肝を抜かれた。歌が上手だし若手にも負けない位めちゃめちゃ跳ねて踊ってたので凄かった。

ライブパートはかなり自分好みのセットリストになっててめちゃめちゃ好きな曲揃いで良かったし、1番好きな再生賛美曲が生で聞けてうれしかった!
新曲のキャラメリーゼフィナーレも振り付けが可愛くて良かったしライブならではの歌う人がCDと違うのも良かった。今回は数年ぶりの声出しありのライブやったけど質が悪いというか悪目立ちするような人が居なかったのが
好印象やった。めちゃめちゃ良い舞台やのに一部の人間で雰囲気が台無しになるのが嫌だったのでそれはめちゃめちゃ良かったと思う。

ここからはあまりのショックで記憶がまちまちなのだが
舞台少女心得の間奏でなんと演者が舞台から降りて通路を移動してくるではないか!通路側の席だったので演者とは数cmしか離れておらず
めちゃめちゃ至近距離で演者が手を振ってるし目もあったのである!

推しの天堂真矢や西條クロディーヌが間近に居て笑顔で手を振ってるので夢か幻かと思ったわ!みんな一周して回ってきてくれたので九九組のメンバーを至近距離で見られて良かった…凄いファンサービスだったので脳が混乱してるがめちゃめちゃ良い思い出になりました!その後最後の曲(めちゃめちゃエモい)を終え、演者さんからの挨拶と演者の田口実加さんがその日誕生日だったので会場で誕生日おめでとうございますの挨拶をして
ラスト小山百代さんと三森すずこさんの寸劇(投げキッス)を挟みつつ無事舞台が終了した。終わるころには謎の高揚感と胸のドキドキに目からしょっぱいやつが出てた、胸のドキドキと高揚感は数日続いててよく寝れなかったのはある。

・最後に

レヴュースタァライトを見る前は舞台について興味があったがよくわからないし敷居が高そうなイメージがあったが
実際舞台を見ると映画とはまた違う生の演者の演技を見る楽しみや
同じ演目でも日ごとに違うアドリブ、演技で日をまたいでも楽しめる要素があり舞台ってこんなに面白いんだって思うことが出来て良かったし
好きな役者の舞台を見る楽しみもできて、遠征に行く楽しみが増えたので
めちゃめちゃ良かった。舞台って気になるけどなーって人もアマプラで舞台スタァライトが見れるし、知ってる題材の舞台の配信から舞台に触れるのもアリやと思います。長文になりましたが読んでいただきありがとうございました!

列車は必ず次の駅へ!舞台少女は次の舞台へ!






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