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月刊ロリババアの限界

月刊ロリババア編集長のちゃんかさです、こんにちは。みなさんお元気にしていましたか?わたしは相変わらずうすぼんやりと過ごしています。
さて、すっかり放置されている月刊ロリババアですが今後の運営について悩んでいるのでいまの心境をありのまま綴りたいと思います。
わたしが月刊ロリババアを始めたのは数年前、まだアラサーの頃でした。当時、企画した文芸イベントの余興として立ち上げたのがきっかけです。当時は長く続ける気もなく、単発の企画もののイメージでした。ロリババアというパワーワードのおかげでその企画は好評におわりおおいに満足だったわけですが、月刊と銘打ったからには続けなければいけない。何故か元来の真面目さを発揮して個人サイトで毎月配信していました。ところが、数ヶ月で個人サイトのサーバーがサービス停止になったため、月刊ロリババアは一度幕を下ろしました。
それから数年、新型コロナが流行し、わたしは結婚して、子どもを産みました。暮らしは激変しました。遊び歩いた日々はどこへやら、毎日家事育児に終われるようになりおしゃれや遊びは遠い国のおはなしになりました。そんなある日、ふと自分はもう表現者に戻れないのではないかと気付いてしまったのです。けれど、当時まだ0歳の娘につきっきり、そして世間では連日新型コロナのニュースが飛び交っていました。いまのわたしに出来る表現は何だろう?と考えた時、もう一度、月刊ロリババアをやってみようと思ったのです。
それから一年、わたしは育児の合間をぬってインタビューをし、原稿を書きました。想像していたよりもハードで、インタビューは奥が深かった。毎月、記事を公開するたびに自分の至らなさに後悔し、閲覧者数が伸びないことに悩んできました。けれど、毎月楽しみにしているという声に支えられて今日まで続けてこれました。
それがいま、行き詰まっています。
何故ならばわたしの本当にやりたいことはインタビューではないと気付いてしまったからです。
確かにインタビューは楽しく、他人の人生について聞かせてもらうことには学びが多くありました。誰もが豊かな経験をもっていて、それぞれの思想で生きている。それを肌で感じられたのはとても素晴らしい経験でした。けれど、わたしは元来、字書きです。インタビューすればするほど、自分の本質である文字を紡ぐ行為からは離れていっている気がしてきたのです。
わたしは本当は何がしたいのか?
何になりたいのか?
まだ答えはでていませんが、月刊ロリババアの継続に限界を感じているのもまた事実です。こんな中途半端な気持ちでインタビューを続けても薄っぺらい内容にしかなりません。うわべだけ取り繕ってもわたしの迷いが透けて見えてしまうでしょう。
今後についてはまだ結論が出ていないので、月刊ロリババアは一度、休憩という方向で考えています。もしもまた、どうしてもやりたくなったら、今後のヴィジョンが見えたら再開したいと思います。何かご意見があれば、ご連絡ください。いまのわたしには少し自分を見直す時間が必要なようです。
取りとめのない文章になってしまいましたが、これがいまのわたしの正直な気持ちです。どうか受け止めていただければと思います。

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