お金が全てであるということ
大前提として、日本は資本主義国家です。
働いた分だけ報酬が手に入り、自由に経済活動が行えます。
モノが全てお金で手に入ります。
お金があることでほしいものが手に入り、
お金があることで安心感があり、
お金を取られるから交通違反をしない、等
報酬、罰則にもお金は絡んできます。
食べ物、住むところ、服の衣食住はもちろん、
音楽や映画などの娯楽、車、電車などの移動手段、
医療さえもお金を払って利用します。
そのお金を払って手に入れることができるものを
所有し、売っているのが資本家、経営者となるわけです。
では、お金がない人は何を売っているのか。
それは、時間、労働力です。
会社に勤め、決められた時間労働することで報酬を得ます。
これが給料です。
決められた時間以外に働くと残業代が追加報酬があるわけですね。
(払わないところは論外)
一方先述した
そのお金を払って手に入れることができるものを所有し、売っているのが資本家、経営者となるわけです。
経営者たちは、月〇時間、〇時~〇時、月〇万円という形で
お金がない人と契約を結んで働かせているわけですね。
もちろん、売って得た売上から何%か貰ってるわけです。
これが社長の給料であったり、資本家の配当金です。
よってこの資本主義国家では、
自分の価値ある商品を持っている者、労働力を提供する者の
2種類に大別できます。
愛は買えませんね。笑
買える派の人もいるかもしれないですが私は思いません。
ただ、人の心は買えると思っていて。
同じような職種で今よりもいい待遇の会社があれば転職するでしょ?
そういうものなんです。
給料の本質はどうでしょうか。
実際労働者側は、高い給料がほしいし、
経営者側は少ない給料を支払う方がいいが、餓死してもらっても困る。
経営者側にとっては健康でいてくれることが長く働いてくれるし、
長く働いてもらう方がまた募集をかけるという面倒事をしなくていい。
なので給料は基本的に最低でも普通に生命を維持できるほどの額はある。
経営者にとって、我々に支払う給料は生産コストや経費に過ぎない。
だから優秀な人にはそれだけ多くのコストを費やす。
費やしたコストだけ更に売上が上がるのだから。
逆に新卒や未経験者には大してコストを費やさない。
最初のうちは売上に繋がらないからだ。将来を見据えて雇う。
あ~~~~結局我々は働き蟻なのか。
でもその代わりに、経営者にはライバル会社もいるし、競争もある。
労働者はそんな競争する必要もないし、働いていれば生きていけるだけの
報酬も手に入る。
労働者は生きていくだけなら簡単な生き方である。
労働力すら買ってもらえない方々もいる中、
自分の価値を見出して雇用してもらってるだけ幸せなのかもしれない。
資本主義の問題は、貧富の差が激しいということにある。
経営者は生きていくには十分すぎる金が手に入り、
労働者はどうやって貯金をするかを考えるくらい貧しい人もいる。
だからyoutubeなどでお金持ちになるためには、
経営者・投資家になる必要があり、
そのためには副業でもしてまずは資金作りから・・・と
口をそろえて言うわけですね。
資本主義なんかやめて助け合えばいいじゃない!って思ったことはある。
でも社会主義になったらどうなるのか。
まず資産を国が管理することになる。
会社も土地も。
必要なものだけ国から指示があって作るようになったらどうなるのか。
公務員のような扱いで、解雇されないし、給料みんな一緒だし
面倒な上下関係もない。非常に楽じゃないか!
でも給料は上がらないし、真面目に働くのがばかばかしくなる。
競争しないからより良いもの・新しいものは生まれないし
既存のものも品質は落ちる。
なので資本主義は案外間違ってないんじゃないかなあ。
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