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映画『AIR』を観て

自分の人生でかなりの影響を受けたものが誕生する瞬間を映画に撮られたなら観にいくしかない。という気持ちで観てきました。

Air Jordan1

90年代のAirJordan1が初めて復刻するというときにNBAを見はじめた私は、当時AirJordan1をかっこいいシューズとは見ずに特に手に入れようとも思わなかった。(当時はそんなものを買うお金なんて用意できなかった)
時は流れて私は自分の靴箱にAirJordan1(写真)をもって履いている。家の中にはAirJordan1と名前の付くシューズは3足あり、AirJordanと名前が付くシューズが何足あるかなんて多すぎて数えたくもない。
子どものころに欲しかったそのシューズは、大人になってある程度お金を自由にできるようになった今も私を魅了し、あるいは縛り付けている。
この映画にあったようにAirJordanが誕生しなければ、私の家にこんなにもスニーカーがあふれていることはなかったのではないかと思うと感慨深い。
AIRの中でもあったようにただのスニーカーから物語性をもったアイコンにスニーカーを変えてしまったことが再確認できた。AirJordanが誕生しなければバスケットボールシューズはこれほどまでに進化しなかったのではと思う。
80年代を再現していることはたぶん半分もわからなかったので、その時代を体験している人ならより一層楽しめるだろう。84年前後のNBAを知っていて今もNBAを見ている人ならより一層楽しめると思う。私は知識だけでも知っていたので名前が出てきて?になる選手がいなかったことがより一層楽しめた要因だった。それにしてもゴンザガがネタにされすぎだし、日本人で事情を知っている人ならやれやれと感じるのではないか。
AirJordanがずっと好きでNBAを見ている私には贈り物のような映画だった。

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