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恋愛エッセイ

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エッセイ、時には創作だったり、つよい想い。
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#思ったこと

大切な人ができると自分のことよりも「こうしてあげたい」って気持ちが大きくなる。だからこそ甘えられたり頼られると嬉しく、多少の無理でも応えたくなるもの。 でも、大切な人だからこそ「こうしてほしい」って求める気持ちも大きくなっては、上手な気持ちのバランスの取り方がわからなくなる。

20240522

言葉と想いを大切にする仕事だからこそ「誰かの大切を、個性を、そのものを、傷つけるようなものは届けたくない」という想いは何年たっても変わらず、関わりを持ちたくない人からの心ない言葉に、苦しくなって涙があふれて立っていられなくなって前が見えなくなって一番大切にしたい人も言葉にも影がかかったようにも思ったけれど、寄り添ってくれるあたたかな言葉一つで涙があふれては「守られるだけじゃなくて、守っていける強さがほしい」という愛おしさが込められた想いと向けられるキラキラと輝く笑顔を思い出し

どれほど大切に想っていても、自分が不調のときにはやさしさを届けられず、優先して想うことができなくて後悔。 あんなことおもってごめんねと、届いていない想いに罪悪感を抱いては「明日も君が笑顔でありますように」と、心の奥に抱く想いにエネルギーを込めて君に届くように飛ばしてみた。

すきの想いが強くなればなるほど、求めるものが大きくなったり、大切だからこそ心配や不安も増えていく。 でも、なによりも大切に想うからこそ、距離感は意識すべきことであり、近すぎても遠すぎても良くないもの。 大切だからこそ、自分のことよりも考えて行動していかなければいけないね。

大切にしたい思い出ほど記憶が薄れて、新しい記憶に上書きされていく。がんばって思い出そうとしても伝えてくれた言葉の前後は思い出せないけれど、そのとき抱いた気持ちは忘れていない。 思い出すたびに涙があふれそうになるけれど、このあふれる想いを伝えられる日までは覚えてたいとおもうよ。

起こってもないことを深く捉えて病んでしまうときほど、自分のことしか考えられていない証拠でわがままの気づき。 だからこそ相手に対して「なにも考えてあげられてない」って気づいたときには、申し訳なさとこれまでの感謝の気持ちがあふれては、自分が抱えるものなんてどうでもよくなった。

なんだかちょっぴり元気が出ないなんて日でも、届くメッセージや通知の名前を目にするだけで、あたたかな気持ちになれるもの。 もうすこし、すこしだけ、ほんのすこしだけがんばってみようかな。なんてね。 「ただいま」って言うと「おかえり」って返ってくるこの関係が心から嬉しくて愛おしい。

あたたかくて優しくて愛おしい想いに触れると、はじめての温もりに涙があふれそうになって、言葉では言い表せない深い想いに伝えきれないもどかしさを感じた。 悲しいよりもあたたかくて愛おしい想いに涙を流して、愛されてる実感をようやく感じられるようになって、今日も心が満たされていくんだ。

魔法使いじゃないから相手の気持ちなんてすべてわからないし、信じるよりも疑ってしまうときの方が多いのかもしれない。 でも、同じタイミングで同じ想いを抱いてることを知ると、なんだかあたたかくて嬉しくて、涙があふれるほど愛おしくなってしまうね。