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CAPSULEサブスク解禁したのでCAPSULE好きのオタクが全盤レビューしていく6

CAPSULEアルバムレビュー
お次は11枚アルバムのPLAYERです。
個人的には11枚目と12枚目が2大玄人向け高難易度なCAPSULEな気がします。
(WAVE RUNNERやCAPS LOCKの方がよっぽど玄人じゃね!?って意見も当然あると思うのですがこれは個人的意見ということで許してください…)
デレ要素は少なめで今までの作品と比べるとより一層バキバキ感増していて硬派な雰囲気がありますし英語詩やラップが多く盛り込まれてていきなり洋楽感が増すのでとっつきにくさはあります。このCAPSULEに付いてこれないやつは以後置いていくぜという中田ヤスタカさんのオラオラ度が滲み出まくってる1枚だと思います。
ライアーゲームや携帯電話のタイアップ曲がありつつも脇を固めてる楽曲たちが強面ボディーガード揃い。私はリリースパーティーASOBINITEに参加してしてPLAYER株が一気に上がったクチなので、聞いてるだけだといまいちのりきれず退屈と思う部分もあるかもしれません。こんなご時世ですが世の中が元に戻ったらぜひ音楽フェスやリリパで生CAPSULEに触れて欲しい。現場で聞く強面曲たちが癖になってきて、沼にハマったもんにしか得られない多幸感を得ることができるかと思います。


●Stay with You
劇場版ライアーゲームの主題歌
1曲目がインストでないことにかなりの新鮮さを覚えました
1曲目がこれで最後の曲がLove or Liesなので
ライアーゲームサンドイッチな曲順
中期capsuleが一番好きですって方にお勧めしたい曲
あとはMORE! MORE! MORE!のAdventureとかが好みの方も
とても優しいメロディだけど冒頭にもってこられると
なんだかしんみりしてきてしまう
メロに入る前のタムが好きです。
MORE! MORE! MORE!みたいなディスコ風味な音も入ってたりして贅沢。
聞けば聞くほど味がでるスルメ曲だと思います

●Player
強面代表選手。アルバムタイトル曲。ごりごーーりな男性ボーカル
これを回してる時だいたいヤスタカさんがフロアをめちゃくちゃあおってるんですがその煽り方がカッコ良くてそれも相まって現地で聞いてハマる曲
capsuleお得意のタテノリテクノでテンプレぽくはあるんだけど
MORE! MORE! MORE!の収録曲the Time is Nowと違って
ひたすら低いかんじが続くから(しかも7分くらい
聞きにくさはあるとおもいます
ずずぱぱずんぱっ♪っていう音が心地よい。
冒頭でも書いてますけどこうゆうのに馴染めないって方にこそ現地CAPSULEをお勧めいたします。
リリースパーティーで聞いた時クラシックかなんかとアレンジされててお?となった思い出。

●I wish You 
ゆったりせつない歌もの
はじめてPLAYERを聞いたとき
これにびびびっとしました
進行がとても神秘的でキレイでハマります
電子音ってこんなにも美味しいのねと、ムネドキ必至です
途中に入るメロディもよい

●The Music
PLAYERで一番好きです。
前作でいうところのJUMPER的ポジション
ひたすらぶっとぶクラブミュージック
最初の四つ打ちから広がってトリップしまくれる感じがひどく中毒性があります
ただただ攻撃的じゃなくって
メロディアスな部分もあるからその反作用が良い味出してる。
うねうねしてるトランスしてくる音が最高
リリースパーティーの大阪と名古屋では披露せず東京でやるのか心配されていたとかなんとかで東京公演でイントロが流れた時フロアが一瞬ざわついたのを今でも覚えています。実際盛り上がったし一体感も半端なかった。一生懸命歌うこしじまさんも良かった。
ぶっ飛び曲なのは間違いないけど私が参戦してる現場ではそうなだけなのかもしれませんが以降のライブではあんまり披露されないイメージ。(ライブでのぶっ飛び担当は概ねJUMPERかSTRIKER)

●Factory
強面曲。ひたすら低いずんちき音が進行し
サンプリングが入って不気味さMAX
途中から入るピアノの不協和音はある意味神秘的なのですが
好き嫌いは激しく分かれるとおもいます
かなりひっぱるブレイクもあり

●I was Wrong 
初聞きのときは「!!?」と思った曲
洋楽ぽい、女性のツインボーカルの曲
ふわふわしてて 一休み的なスローテンポ
ドンキーコング2の氷のステージのBGMみたいなさ・・
浮遊感ある曲ってみんな好きですよね(分かりにくすぎ)

●Can I Have A Word 
前作MORE! MORE! MORE!でいうところのPleasure GroundとかAdventureみたいなセカイ系エレクトロ(勝手に命名)
Sugarless GiRLのSecret Paradiseみたいなマイナス寄りのセカイ系エレクトロとは異なり退廃性は無しで明るめで壮大。
リリパでぴょんぴょんしながら歌うこしじまさんが非常に可愛かったです。

●What do you want to do
The Musicの弟分的な曲(?)
意味不明なうねうねした音がハマる。
聞きにくい人にはとことん聞きにくいと思けど
The Musicにどっぷりハマったあとにこれを聞くと印象ががらっと変わると思います。
こしじまさんボーカルが可愛くていい意味で曲調とミスマッチ

●Hello 
iidaの携帯のCM曲
はじめてあのCMをみたときは
「もしやヤスタカ?」って思ってたら当たっていました。
この時すでにレアだった待望の可愛い系寄りだけにHelloの短さや構成のあっさりさに賛否両論あったけど逆にこの曲にどう肉付けをするのが正解なのか聞きたい
これはこれですごく好きです。
ピアノとかがとても可愛い
リリパではこしじまさんがひとつひとつのフレーズを丁寧に歌ってて
聞いてて幸せな気分になりました
跳ねる、というよりはみんなじっくり聞いてた

●Love or Lies 
こちらもStay with Youと同じくライアーゲーム曲
The Musicの次にアルバム内でこれがすきです
こしじまさんボーカルときらきらしたディスコサウンド
英語ラップと盛りだくさんで贅沢な曲です
ただきらきらしてるだけではなく哀愁もただよってるかんじが
かなり新鮮ではまれます。サビ前のドッドッド!と落ちサビ前のブレイクが好き


当時はこれを聞いて洋ものぽい雰囲気が今後本格的になるのかしら・・という印象がありました。
実際次回作のWORLD OF FANTASYは全部英語詩曲になりますし最新作のWAVE RUNNERもPLAYERとWORLD OF FANTASYの系譜だと思います。
聞きにくいだなんだと主観で言ってますがCAPSULEには絶対アルバムの中で激ハマりする曲が最低でも1曲は必ずあるんですよね(私の場合PLAYERだとThe Music)1曲でも好きな曲があれば儲けもんだ!と思い有り難み喜びその激ハマりする1曲を中心に聴いていくとみるみる他も好きになり、結局全部いいじゃんって即落ちする。
多分CAPSULEファンの方はこの謎現象を分かってくださるはず。どんなに硬派になろうがバキバキ路線になろうが必ず好みの曲が見つかるからCAPSULEは追っかけるのやめられないんですよね。

レビューが回を増すごとになんか長くなりますし言いたいことが纏まりませんが
見てくださってありがとうございました。