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時間が解決してくれるということ

時間が解決してくれるというのは
どういう原理をさすのだろうか。

それが少しだけ分かったような気がする。
ので、noteに書き記すことにする。


ときに思い詰めることは、
泥水のような不純物なのかもしれない。

人間は寝て起きるという行為で、
悩みごとや気分がリセットされる。

その繰り返しで、
少しずつ悩まなくなり、
少しずつ気分が切り替わり、
やがて思い詰めていたものは浄化されていく。

寝て起きての繰り返しと同時に、
なるべくその事柄を考えないを繰り返すと、
「時間が解決してくれる」ことになる。

そうして残るのは、
悩みという塊から取り出された課題と、
自分の新しい道だけ。


思うに「時間が解決してくれる」は、
「不純物を濾過するフィルター」
のようなイメージに近いのかもしれない。

故に時間に解決を求めるほどの悩みは、
この先の自身の成長にとって、
不純物な存在とも見てとれる。

フィルターは、そういった不純物を
一気に濾過なんかはしてくれない。

そして時間が解決してくれている最中に
同じ悩みを繰り返し蘇らせてしまうことは、
濾過している途中で、泥水を追加で注いで
抽出(解決)に時間を先延ばすようなものだ。

つまり考えないということは、
「フィルターが不純物を濾過してくれるまで
何も手を加えずに待つ」
ということなんだろう。

そうして待っている間に、
純粋なものが濾し出されていくのは、
「少しずつ解決に向かっていってる」
ということなんだろう。



時間と濾過は、共存している。
すべてを濾過しきるには、
たくさんの時間が掛かるように。

純粋なものを抽出しきるまで、
カップ麺が出来るまでの
待ち遠しい3分じゃないけど、
自分の好きなことをして待っていれば、
いいってことなんじゃないかな。

それはきっと、
今を大切に生きることにも繋がっている。

大切に今を過ごして、
濾過されるのを待つ。
とにもかくにも、考えない。
これが一番大事なのかもしれない。

自然と濾過されるのを、気長に待とう。
そうして残った純粋な感情が、
悩める人を導いてくれる。

誰かが思い詰めたとき、
このnoteを見て気持ちが静まってくれたら、
本望です。
僕も、そうします。



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